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右の乳首が扁平で全く吸ってもらえない。自分の乳首に泣かされた生後1ヶ月

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多くの女性にとって、自分のバストサイズについては、下着を買う時などに計測して把握できていると思います。ですが、乳首の形についてはどうでしょうか?

私の場合、入院先の助産師さんに「あれ?右のおっぱいは扁平なんですね」と言われるまで、自分の乳首など気にした事もありませんでした。そして、まさかその乳首で泣くことになるなんて、想像もしていませんでした。

いざ授乳しはじめてみると、左側は良い具合に食いつくのですが、右側は全く吸ってもらえません。というより、乳首だと認識してもらえません。鼻先に乳首をもっていっても、首を激しくふって泣き喚きながら乳首を探し続けます。開いた口に押し込むと無理な角度のために痛みが走ります。せっかくお乳は出ているのに…。 

助産師さんは、「誰でも最初からうまくいかないよ」と励ましてくれましたし、夫は「無理せずミルクで育てたっていいんじゃない」と慰めてくれました。自分でも頭ではわかっていました。

しかし、この右乳首の拒絶は、まるで母親になろうと一生懸命がんばっている自分自身を否定されているようで、とても悲ししかったのです。おっぱいって、もっと簡単にあげられるものだと思っていたのに、なんで自分は毎回必死の形相で汗だくで、痛みに耐えながら授乳しないといけないんだろう。

なんでこの子はこんなに泣くのに飲んでくれないんだろう。元凶のくせに平然と鎮座している扁平な右乳首が憎くて悔しくてたまらず、授乳のたびに涙をこぼしていました。

 

退院後には母乳外来に通い、正しいマッサージの方法と乳首に適した咥え方を教えてもらい、ようやく私の右乳首に希望が見えてきました。

ところが今度は、急に勢いよく吸われたことで、右乳首の付け根がぱっくりと裂けてしまったのです。ものの見事に半周が裂け、搾乳するのも難しい状況でした。

一難去ってはまた一難です・・・。左乳が順調に飲んでもらっているだけに、思うようにいかない右乳と娘への苛立ち、きちんと管理できていない自分自身の情けなさ、色んな感情が傷の痛みと合わさって、わんわん泣いてしまいました。

そんな私を見かねた母が「そんなこといったって、あんたもこの子もまだ出会って1ヶ月経ってないじゃない。そもそも難しいのよ」と言いながら背中をさすってくれました。

その時、ああそうか、と妙に納得しました。乳首の形だけが問題じゃない。まして私が悪い訳でもない。そもそも、産まれて2週間の子と阿吽の呼吸になる訳がないのだから、お互いが慣れていくしかないのだ、と。

 

2、3ヶ月経って赤ちゃんの吸う力がついてくれば、多少の扁平でも吸い上げられるようになるのだそう。それをきいて、このままの子で、このままの右乳首でも大丈夫なんだ、私がダメな訳じゃないんだ、と安堵しました。

どうやら、自分にもこどもにも理想を求めすぎていたようです。私とこどものペースで成長していけばいいのだ、と開き直ることができ、授乳への心のハードルがなくなりました。
結局、右乳首は扁平なままですが、2ヶ月目に入るころには、左右どちらのおっぱいもグビグビと満足そうに飲んでくれている我が子です。

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著者:クラ子
年齢:30歳
子どもの年齢:0歳2ヶ月

東京在住のしがないOLです。現在、育休を取って第一子の子育て奮闘中。私はIT系一般企業勤務で、夫はITベンチャー企業勤務。生活時間がまったく違う中で、育児の役割分担に四苦八苦。雑誌の中のキラキラ☆ママさんモデルをまゆげボーボーのすっぴんで乳を出しながら眺めています。子育ての理想と現実のギャップに震えています。

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