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出産の痛みよりも幸せが勝った私の幸せ出産記

雑巾を絞るようなきゅーっと締め付けられる痛みを感じたのは2016130日のPM8:00頃でした。

 

「予定日まで1週間ちょっとか~。これが前駆陣痛ってやつ?」と思っていた私。

友人達から聞いていた陣痛は「動けないくらい痛い!」「すぐ陣痛って分かるほどの壮絶な痛み!」だったので、それと比べると随分と弱い気がする

日頃からお腹が張る事が多かった私は、これはただお腹が張っているだけなのかもと、あまり気にせずにいました。

 

「痛いな~」と思いながらもその夜は眠りにつきますが、ときどき痛みで目が覚めてしまい、すっきり眠れぬまま朝を迎えました。

横にいた主人に「お腹痛い気がする…」と伝えましたが、「動けるし、大丈夫だよ~!もうすぐ産まれるかもだから、最後に2人でデートする?」なんてちょっとふざけている様子に少しイライラ(笑)。

それでも長く続くこの痛みが気になる私は、陣痛アプリをダウンロードして間隔を測りますが、10分~8分くらいと、まだ少しばらつきがあるので、「まぁ大丈夫だろう」と、その日は近くのショッピングモールへ買い物に行きました。

 

買い物中も「痛いけど、まだ動ける。前駆陣痛ってこういう痛みなんだ~、これがずっと続く人もいるんだよな~!大変だな~」と呑気な私。

きゅーっと縮まるような痛みは、徐々に強くなっている気がしましたが、結局、夜までそのままでいました。

 

痛みからの疲れなのか、ウトウトしてしまう事も多く、自宅に帰ってからは横になっている事もあったのですが、ふと陣痛アプリで痛みの間隔を測ると、約5分前後...

 

「あれ?これって前駆陣痛じゃなくて、陣痛なのかも」と思い始めたのが131日のPM10:00頃でした。

「でも病院に行って、陣痛じゃないって家に帰されるのも嫌だな~。迷惑かけちゃうし、どうしようかな~」と考えているうちに、痛みも少しずつ強くなっていきました。

きゅーっと縮まるような痛みから、お腹がカチッと硬くなるような少し強い痛みに

間隔は5分前後で、まだ歩く事も出来るし、破水おしるしもありませんが、念のためにと病院に連絡をしました。

病院からの指示で入院セットも持参し、いざ病院へ。

21日のAM1:30分頃でした。

 

病院につき、すぐに内診を行いました。

この時、子宮口4センチ。早くても夕方くらいに産まれるだろうとの話しを聞き、主人には「自宅で待機しててもいいよ」と伝えますが、仕事を休んででも待つとの事。元々立ち会い出産を希望していた主人は、どうしても一緒にいたかったようです。

その後は病室が満室で、陣痛室へそのまま移動し、服を着替え、NSTを装着しようとしますが、胎動が激しく、なかなか上手く装着出来ないようで助産師さんが大変そうにしていました。

装着が出来てからは、ベッド横になりとりあえずリラックスをしようと呼吸を整えながら、お腹の赤ちゃんにエール!「がんばれー」「もう少しで会えるよ~」と私1人でブツブツ

痛みが強くなってきたなーと思っても「痛い!」と声には出したくなかった私は、ひたすら呼吸と赤ちゃんへのエールに集中しました。(痛いと言ってしまうと、不安な気持ちが増長されてしまいそうなので

ときどき助産師さんが内診をしてくれたり、様子を聞きにきてくれ、力強く励ましてくれたのは、とても力になりました!!!

 

この頃になると間隔も1分をきるくらいだったと思います。

お腹が石のように硬くなり、下痢の時の腹痛100倍といった感じでしょうか...

「鼻からスイカ」とよく言いますが、私の場合はお尻の穴からボーリングの玉という感じでした(笑)。

お尻の骨をガーンガーンとボーリングの玉がぶつかってくるようでした。

「これが、夕方まで続くのか~疲れるだろうな~、あ!さてさて、ここが主人の出番だ!背中やお尻をさすってくれるかな?」と期待の眼差しで主人を見ると…

 

なんと彼、寝てました!!! しかも陣痛室のベッドの上で(わたしの足の方)。

 

 

ここは優しく「さすって欲しいなー」と声をかけますが「大丈夫ー?」と言うだけ

さすがにイラっとして足で蹴ってしまいました。

それでも主人は起きないので、もう無視。呼吸に集中しながら、この事をネタにしてやろうと、冷静に考える私がいました(笑)

そんな時、ちょうど助産師さんが来てくれ「痛いねーがんばれー」とお尻から腰にかけてさすってくれ、痛みが和らぎ安心できました。

「ご主人、こうやってさするんですよ」と助産師さんからもチクリ言ってくれたので、ちょっとスッキリ()

 

そして、再び内診。確かこの時、子宮口8センチくらい。

「いい感じだね!しばらくして、ウンチが出そうな感じになったらナースコール押して!」と言われ、ひたすら呼吸に集中。

この時からは、主人もウトウトしながら起きていてくれました。

 

ここからは、下痢の腹痛100倍の痛みが続きます。

そして、胎動も激しくなる激しくなる...

陣痛が始まると胎動が弱まるとよく聞きますが、私の場合は全くそういう様子はありませんでした。

 

しばらくして、間隔も1分きったくらいになりました。「これからもっと痛くなるのか...」と考えていると、お尻の穴をぎゅーっと押すような痛みが陣痛の波と一緒にくるように。

「あーなんかウンチ出そうな感じとになってきた」と主人に伝えると「え!え!どうする?ナースコール押す?」とアワアワ。

「もうちょっと我慢してみる」と陣痛の波が何回か来てからナースコールを押し、助産師さんが到着。

 

主人には外で待ってもらうよう伝え、内診を行うと「お!全開ですね」の一言。

そして何かがパチンと弾けるような音と同時に破水と出血。

しかし、もうそんなことを気にしている余裕もなく、痛みの波がおさまっている間に急いで分娩室への移動を開始。途中途中で痛みの波がやってきましたが、なんとか分娩台の上へいく事が出来ました。

痛みからなのか、緊張からなのか、両足が激しく震えているのが見え、冷静になれーと考えていました。

 

そこからは、いきむいきむ!

間隔はもう30秒もないようなくらいでした。痛みいきむいきんでいる最中に痛みの繰り返し。

「もうすぐかな~?ご主人呼んできます!」と助産師さんが急いで主人を呼びにいきましたが、すぐに戻ってきて「あのーご主人いないんですが」と

「私の両親に電話をしているかもしれないです」と伝えますが、なかなか来ず

またまた心配した助産師さんが探しにいくと、なんと!待ち合い室のソファーで爆睡してたそう。本当に信じられません(笑)。

でも、今思えばそんなこともあり、私が冷静にいられたのかも

 

そして、主人が分娩室に入ってきましたが、私の頭の方でアワアワ。テレビでよく見ていた感動的な夫婦の姿はここにはありませんでした(笑)

 

助産師さんに「奥さんの頭を持ってあげて」と言われ、ようやく私の側に...そして、その後も何回がいきみますが、なかなか出てこず。

すると、助産師さん達が、私の足元の方でバタバタと動き始めました。「先生呼ぼうか」という声と、カチャカチャという音が聞こえた瞬間に「切開される!」と思った私。

「切られる前に出してしまえ」と、全力でいきむと、ピリッと裂けるような感覚が.…(痛みはありませんが)。

その後一回いきむと、スルリと赤ちゃんが出てきてくれました。

21AM5:42、予定の時間より大分早く産まれてきてくれました。

産まれた赤ちゃんの顔をみると、体の痛みと疲れと全てが消え、興奮状態に(笑)。

今思えばうるさいくらいに、ひたすら喋っていました。

私の場合は、後産の処置も興奮していて痛く感じませんでした。

 

 

病院に来てから約4時間。分娩室に入ってから15分くらいなので、安産だったと思います。でも、病院の先生からは、「もっと早く病院にくるべきだった」と注意をされました。あんまり我慢もよくないなと改めて思いました。

 

でも、壮絶で怖くて痛いと思っていた出産は、幸せで嬉しくて感動出来て母としての覚悟を持たせてくれる素敵なものでした。

 

子どもが産まれた直後に、もう幸せすぎて「すぐにでももう一人、いや二人子どもが欲しい」と思ったのは主人には内緒です...

 

著者:fumimama

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