長くなりますが私の自宅出産までの事を日記として書かせて頂きます。
37週1日
朝から夫と本気の喧嘩をしていました。
色んな事が重なり情緒不安定で不安ぶつけまくる。
ストレスからかいつも頻繁にお腹の張りはあるものの、今日はなんか多いなぁ~と思ってた。
胎動も「今日全然ないなぁ~でもしゃっくりしてるし大丈夫か」みたいに思ってた。
ダラダラ過ごしながら21時頃、夫は実家に用事があり、ついでに銭湯行って来ると出て行く。
なんかこのあたりから、よくお腹張るなぁ~て思い始める。
22時頃、張るときはお腹がいつも以上にガッチガチ。一応間隔測ってみたら3~4分間隔。でも痛み全然ないし、1週間前出産した友達にLINEで相談。
「病院電話してみたら?」て言われたけど、「さすがに本陣痛じゃないだろうしとりあえずお風呂入って様子見てみる」と言ってお風呂に入る!
22時半過ぎお風呂入るも痛くなって来てさすがに本陣痛かも?ヤバイかも?て焦り始める。
トイレ行って拭いたらおしるしあり。
夫に電話で「もしかしたら陣痛かも?病院行きたいから帰って来て欲しい」と伝える。(この時嘘と思ってたらしい(笑))
22時39分病院に電話。3分間隔ぐらいで痛い事伝えたら入院準備して来て下さいと言われる。
子供達見てもらうために母親に電話。とりあえず今から来てくれると。
たった数分の間に耐えがたい痛みになっていく。
陣痛来てない3分ぐらいの間に入院準備の最終確認、家の片付けなどする。
陣痛来たらパニックで色んな格好で耐えてみる。
四つん這いになってみたり、あぐらかいてみたり、立ってみたり…(笑)
子供達に「お母さん大丈夫?!頑張れ!」てやたら励まされるけど痛すぎて「痛いー!」とか「父ちゃんまだ!?」「絶対間に合わん!」「お願い早くして」「産むの恐い」「お母さん頑張れるかな?」「まだ心の準備できてないんだけど」とかずっと喋ってた(笑)
22時55分頃家の廊下で夫待ち。
この時たぶん1~2分間隔。
もう測ってる余裕なし。
本当にもう無理かもって思い始めて来た。
トイレの取っ手にしがみついてこの前ならったソフロロジーの呼吸法で耐えてみた。
でもまさかのもういきみたくなって来てちょっといきんでしまったら破水した。
「ヤバイ破水した。もう間に合わんわ」て逆に冷静になる。
子供達も「本当だ!お母さんなんか出てる!父ちゃん早く帰ってきて!」て言ってた。
妊婦は救急車呼んだらいけないって頭あったけど、このままじゃ赤ちゃん助からないかもと思って22時57分咄嗟に119番した。
「どうされました?住所は?名前は?年齢は?誰と一緒ですか?」
そんな事どうでもいい。
「とにかく赤ちゃん産まれますー!もう無理です」と言うて「救急隊員向かいますので鍵だけ開けておいて下さい!」と言われたから長男に「鍵開けて!ピンポン鳴ったら出て!」と伝える。
その1分後ぐらいに夫帰宅。
車乗れって言われたけど、「無理や。もうここで産む!」て言った。
「マジで」て思ったらしい(笑)
頼りにならんと思ってた夫。
注射器見ただけで顔面蒼白になる夫。
血圧測るだけで気分悪くなる夫(笑)
私の事かかえて腰さすってくれて、頑張れって声かけてくれてた。
子供達も、「お母さん、頑張れ!」って。
三男も、あんな小さいのに泣きもせず一緒になって「頑張れ!!」て言ってくれてた( ; ; )
私は夫の腕に全体重かけてしがみつきながら「もう無理、助けて」「私頑張れるかな(泣)」とか言うてた(笑)
いきむの我慢できなくていきんでしまってたら下がって来る間隔どころか頭出て来る間隔したから、「あかんもう出るわ、ズボン脱がして!」言って脱がしてもらったらすでに頭出てたみたいで夫「もう頭見えてるよ!後もうちょいや!頑張れ!」って言ってくれた。
私はあまりの痛みに目瞑ってしまってて見る余裕なかったけど頭出た時に挟まってる間隔が痛すぎて「痛い!引っ張って出して!」て言った(笑)
23:00ちょうどぐらい、ここでいきんだら吹っ飛ぶて思ったからいきまなかったけど、頭出てすぐ肩とか全部いっぺんにドゥルルルン~て出てきて超スッキリ!
夫が赤ちゃん受け止めてくれました!!
生まれた瞬間すぐに冷静になって「赤ちゃん貸して!」てバトンタッチして次男にタオルもってきて!言うてタオルに包んだ。
すぐに泣いてくれた!!
安心した(泣)
夫は感動して泣いてたらしい。
私感動とか忘れてた。
とにかく無事に抱けた安心感。
救急車まだ到着せず。
23時3分ぐらいに到着したんかな?
赤ちゃんの処理してもらってる最中にまたお腹痛くなってきたから「すいません、胎盤でます!」て言ってこれまたドゥルルルンて出てきてもう家血まみれ(笑)
いや、笑えない、、、
救急隊員の方が臍の緒切ってくれたり、赤ちゃん暖めてくれたり、酸素付けてくれたりとテキパキしてくれた!
赤ちゃんと私は別搬送になるから先に赤ちゃんだけ救急車で病院へ。
私は救急車待ってる間、足だけシャワーしたり服着替えたり案外冷静で m(__)m。
そうこうしてたら私の母親到着。
破水とか血の処理全部してくれたみたいで申し訳ない。
もう1台救急車到着して私歩けます言うたけどストレッチャーで運ばれる。
救急車で病院まで運んでもらって救急隊員の方には本当に感謝でしかない。
病院着いてからはLDRの部屋で朝4時半頃まで過ごして夫と色んな話した。
喧嘩したままだったから仲直りもして(笑)
ありがとうと伝えました(*^_^*)
今回の件で家族の大切さ、暖かさを本当の意味で知りました(*^^*)
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:あーちゃん
4人のママです!
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。