妊娠初期にあると言われる、つわりの症状。私は全体的につわりの症状が軽く、食べ物や日常生活で辛い思いはあまりしなかったのですが、唯一とてもつらかったのが、【電車酔い】でした。
書籍やインターネットで調べてもつわりの症状として【電車酔い】が載っておらず(見つけることができず。。)。
不安になった事を覚えているので、対処法含め、私の体験記としてこちらに記載させていただきます。
症状としては、電車で立っていると急激な吐き気に襲われ、10分もすると立っていられず、その場にうずくまってしまうことが多々ありました。座れば大丈夫なのですが、何とも言えないあの電車の揺れが、立っている時に気持ち悪くさせるようです。
症状は妊娠初期~中期に入るくらいまで続き、仕事もしていたので、毎日の通勤が苦痛で仕方ありませんでした。
いつも優先席付近へ行くようにしていたのですが、朝の通勤ラッシュ時は優先席前もいっぱいで座れないことがほとんど。優先席でも、座っている人は、寝ている人や前に立っている人を気にしない人がほとんどな気がします。
私は通勤で同じ電車に30分程乗っていたのですが、お腹もまだ大きくないですし、妊婦マークに気づいてもらえないことも多く、大体、限界がきてうずくまってしまうまで、席を譲ってもらえることはありませんでした。
自分から「席を譲ってください」と言えばよかったのですが、なかなか勇気を出せず、気づいたときには限界がきている、という状況でした。
(言える方は、是非無理せず声をかけて、席を譲っていただく方がよいと思います!!)
時にはうずくまってからも誰も席を譲ってくれず、次の駅で下車して休む、という経験も多々。。。
(思ったより意外と日本って冷たいんだな、、なんて思ってしまいました。。笑)
毎日利用するものなので、とてもしんどく、通勤電車での対応策としては下記を実践しました。
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①早めの時間に出発し、10分毎くらいに電車を降り、休み、休みで通勤
②会社に申請をして、【時差出勤】させてもらう
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②はとても効果的で、オススメです。私は30分程後ろ倒し出社させてもらっていたのですが、朝の通勤ラッシュは、少しずらすだけで電車が空くので、大体座ることができるようになり、快適な通勤をすることができました。
ただ、私が申請したのは症状が出てから2か月程たってからで、もっと早く申請すればよかった、と後悔しています。
私の職場は他にも、業務時間中に中抜けをして通院できる制度や、通常の有給とは別に休暇をさせてもらえる制度等もありました。
職場によっては、制度があるか異なるかもしれませんが、妊娠をしたら早めに職場に伝えて、使える制度は最大限利用するのがよいと思います。
周りの方にも協力していただく必要があるかもしれませんが、早めに宣告することで、残業をあまりせずに帰してくれたり、サポートしてくれる事も多くなるかと思います。
現在、妊娠後期に入りましたが、妊娠中で一番つらいのは、あまり職場に伝えられない(伝えにくい)妊娠初期なのではないかと思います。
ですので、全員には報告せずとも、上司や人事等、限られた方への早めの報告と、使える制度等を早めに調べる事をお勧めします。
また、電車で辛くなってしまった際は、各駅で救護室の用意があるようで、横になって休むことができますので、辛くなったら駅でおりて、救護室を借りるのもお勧めです。
(全国ではないかもですが。都内はあると思います。)
つわりには個人差があり、書籍やインターネット上に載っていないものも多くあるかと思います。
つわりの一種と考えれば、いつかは収まるものなので、特殊な?つわりで悩んでいる方も、あまり心配せずに過ごしていただければと思います。
そして妊娠していない方は、電車で妊婦マークを付けている方や具合の悪そうな方がいたら、是非、率先して席を譲ってあげて欲しいです。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:ぴのこ
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