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妊娠後期に告げられた、まさかの前置胎盤…そして私の血液型

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順風満帆で過ごしてきた妊娠生活だったのですが、27週で個人病院の医師から告げられた一言。

『前置胎盤なのでNICUのある総合病院に転院してください』

は?と目の前が真っ暗になったようでした。今まで検診で何の注意も受けず、母子ともに元気そのものだと信じきっていたのに…突然聞かされた耳慣れない単語、前置胎盤。

胎盤の位置が通常よりも下にあって子宮口に被っている為に出血のリスクが高く、ほぼ100%帝王切開で自然出産は出来ないというもの。お腹が大きくなり張り易くなる28週以降には出血の可能性がぐっと高まり人為的早産の確率も高くなるというもの。

調べるにつれて『どうして私が!』と真っ先に思いました。

前置胎盤になり易い人とわたしは真逆の存在だったからです。初産で高齢出産でもなく、喫煙もしたことがなかったし過去に流産中絶も経験したことが有りませんでした。その上わたしはRhマイナスという珍しい血液型だったのです。

ただでさえ珍しい血液型の上に妊婦全体の1000人の内2~5人位の確率の前置胎盤になんてなる!?どうしてこんな後期になるまで産院は教えてくれなかったんだ!と憤りも感じました。

わたしは臨月になる前まで働く予定でしたが、8ヶ月になったその月いっぱいで退職という形になりました。助かったのは職場の人達の理解があったことです。本当に急なことだったのですが女性がほとんどの職場で医療関係者の方も多かったので『絶対無理しちゃダメ。自分と赤ちゃんを第一に考えて』と逆にわたしが諭されてしまいました。

少しお腹が張るだけで不安で一杯になるわたしは、少し休憩しておいでと声をかけてもらったり優しいフォローに何度も何度も助けられました。

今は総合病院で自分の状態を受け入れながら里帰りしています。

最初は個人病院での綺麗な病室で至れり尽くせりで過ごしたい気持ちが強かったのですが、総合病院でとても親身に先生方が寄り添ってくださったお陰で今の自分にはNICU等の設備があった方が安心だと思い直せるようになりました。

やはり37週と5日というやや早めの出産にはなってしまいますが家族にサポートしてもらいながら張り止めを飲みつつ出来るだけ安静を心がけています。

出血のリスクも高く珍しい血液型ということもあり自己血を貯血する為に鉄剤も飲んでいます。

先日は免疫グロブリンというRhマイナスの人は今の赤ちゃんがRhプラスだった場合、次に産まれるかもしれない赤ちゃんを守る為に打った方が良いと言われる注射を打ちました。この注射は少し前まで自費治療で高かったそうなのですが病名があれば保険が適用されるようになって本当に良かったです!

やはり普通分娩とは違うので金銭面も必死に調べました。帝王切開なので生命保険会社にも退院時にすぐ提出出来るよう書類を送ってもらい、健康保険が適用となるので夫の会社には限度額適用認定証と呼ばれる1ヶ月に一定以上の医療費を払わなくて済むものを発行してもらいました。

妊娠後期から怒濤の環境の変化でしたが、わたしのお腹の中の赤ちゃんはすくすく育っています。それが一番のわたしの支えでも有り、体重も2300グラムを越えてグイグイ動いてくれます。

産まれるまであと1ヶ月程…赤ちゃんの成長を感じながら『絶対に元気に産んであげたい、1日でも長くお腹にいて欲しい』とお腹を撫でる毎日です。

著者:そら

臨月の妊婦です。前置胎盤と診断されました。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。