長男が四歳になる前の冬…
突然凄まじい鼾をかくようになりました。
様子を見ていたところ、仰向けだと鼾が激しく、
うつ伏せや横向きの状態だとかいていないようだと判明。
鼾をかいているときは体の向きを変えてやって息がしやすくなるようにしていましたが、一、二週間たってもそのままなので、睡眠外来のある耳鼻咽喉科に向かいました。
レントゲンを取って診てもらったところ、
アデノイドと扁桃腺に腫れがあるとのこと。
アデノイド?
扁桃腺はよく聞くけどアデノイドって何だろう…。
アデノイドとは鼻と咽の間にあるリンパ組織。
実はこのアデノイド、よく2~5、6歳ぐらいの幼児期に大きくなるものだそう。
5、6歳で最大になり、通常その後は小さくなっていくそうです。
長男の場合は扁桃腺も腫れていましたし、アデノイド肥大それのみが原因というより、少し前に引いた風邪のためにアデノイドも一時的に日頃より腫れているのではないだろうかということでした。
このアデノイド、あんまり肥大がひどかったり、またこういう一時的な腫れが慢性化し
様々な合併症を引き起こすようなら切除手術も必要になるとのこと。
とにかく薬を飲んで様子見するほかありませんでしたが、
寝ている間に呼吸が止まっていては困るので、
やはり鼾をかいているときは体の向きを変えてやっていました。
ちょうど生まれたばかりの次男の夜間授乳のため
私も目が覚めやすくなっていましたから、ちょうどいいと言えばちょうどいい(笑)
さらに数週間経って、腫れが引いたのかようやく鼾をかかなくなりました。
ところでこのアデノイドの肥大や慢性的な腫れによって口呼吸が癖になると、
アデノイド顔貌という特有の顔付きになることがあるそう。
口呼吸で顔の形まで変わるなんて全然知らなかったです。
以来、口呼吸してないかな、どうかな~とたまに気を付けて見るようにしています。
いったん収まった鼾ですが、この後も風邪をひいたときに
やはりたまに鼾をかいていることがあります。(上述の時ほど酷くないですが)
通常状態なら鼻呼吸してますし鼾もかかないんですが、
5、6歳くらいが最も肥大するとのことですから、
ちょっと風邪気味で少し腫れたぐらいでも気道を狭めてしまうのでしょう。
アデノイド肥大は慢性鼻炎や副鼻腔炎、中耳炎などのほか、
睡眠不足による発育障害、集中力の低下、またもちろん睡眠時無呼吸症候群など、
かなり色々な影響がありうるそう。
アデノイドが縮小する年齢になるまで、気を付けてみていきたいと思います。
>>次回エピソード:赤ちゃんがいるけどツリーを飾りたい!手軽な材料で子どもと作れる“壁掛けツリー” by 内野こめこ
著者:内野こめこ
年齢:31歳
子どもの年齢:3歳、0歳
28歳で長男出産、長男生後六か月の時に育児漫画ブログを開始。日々子育てに追われつつ、子どもを寝かせた後の夜にごそごそ起き出してブログ用の漫画や関連連載などをちまちま描いています。
ブログ:うちのこざんまい
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