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断乳初日からずっと泣き叫ぶ娘。「断乳地獄」から救ってくれたモノとは

 はじめまして、こんにちわ。

これは私と娘が断乳という山場を乗り越えた体験記です。

 

もともとミルクを飲まない子で、生後3ヶ月前には母乳オンリーになった娘。

「おっぱい星人とはこの事か!」と思うくらいおっぱいが大好きで、

1歳になっても1時間~1時間半毎に飲みたいと泣く程でした。

 

そんな中。「断乳しよう」と決意したのは、乳首が裂けたり水膨れが出来たりで

痛くて痛くて仕方なかったのと、

離乳食がほとんど進んでいなかったからでした。

「このままでは栄養失調か何かになってしまうんじゃないか…」と

とても不安だったのです。

 

 

いざ、断乳を始めた初日の夜。

今までは添い乳で寝かしていたため、

おっぱいをもらえない娘はそれはそれは大泣き!

抱っこしても何をしても泣き続けるのです。

 

抱っこ紐で抱えながら、何度「もう、断乳するのをやめようか」と

思ったかわかりませんでした。

 

断乳初日の夜は一睡もできず。

ずっと泣きわめく娘を抱っこしながら朝を迎えました。

 

眠れない事より、何より辛かったのは、おっぱいが張って激痛だったことです。

ダメだと思いながらも朝7時におっぱいをあげました。

 

娘はとても幸せそうな顔をしていたので

「こんな辛い思いをさせてまで断乳しなきゃいけないのかな?

わたしが激痛であろうがなんであろうが

彼女が納得するまでおっぱいを飲ませたほうがいいのかしら?」と

自分を責めていました。

 

2日目、3日目も同じでした。

日に日に寝てないためか精神状態が悪くなり、泣いたりしていました。

 

4日目の夜はもう体力の限界。

娘は相変わらず泣き続け、「あぁ、もうこのままだと2人とも

ヘトヘトになっちゃう」と思いました。

 

「楽しい気持ちにならなくちゃ」と、娘が大好きなアニメの音楽を流したのです。

すると、娘がピタッと泣き止み、

5分後には寝息が聞こえるではありませんか!

 

抱っこ紐をつけたまま座りこんでも起きず、寝転んでも起きなかったので、

抱き抱えたままその日は寝ました。

 

途中途中起きたものの音楽を流すと、少しすると寝てくれるので、

朝には大分回復していました。

 

そんな日が何日か続き、

半年くらいはおっぱいが欲しいと泣いたり、服をめくってきたりしました。

でも、ある日から忘れてしまったかのようにおっぱいを欲しがる事はなくなり

夜泣きで起きることも少なくなりました。

 

今ではおっぱいを見せると、服を下げてくるか、

顔をパンチしてくるくらい興味がないようです(笑)。

 

とても辛い日々だったけど、

娘が頑張っておっぱいとさよならできたこと、

アニメの音楽が救ってくれたこと、

忘れる事はないと思います。

 

今、断乳で辛い思いをしているお母さんがいると思います。

でもいつかは「おっぱいなんて要らないわ!」と、突っぱねられる時が必ず来ます。

 

頑張って!お母さん!

 

著者:ももちゃん。

2歳の娘のママです。

少しずつお母さんになってます。

最初から良いお母さんなんて無理だから、

子どもと一緒に成長していきたいと思ってます。

娘の事が大好きです。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。