こんにちは、きたあかりです。
「おなか押しますよ。息吐いてくださいね」
ぎゅーーーーー…
「あ、出ましたよ!おめでとうございます!」
傍で腕を握っていてくれた麻酔医さんがそう教えてくれた時、まだムスメは泣いていませんでした。
目の前には青緑色のカーテンがあるばかりで、何も見えません。産声が聴こえてくるまでの間がすごく長く感じました。
泣いてる!
この猫みたいな声、赤ちゃんが泣いてる!人のじゃなく私の子どもが泣いている…あー泣いてる泣いてる…そりゃ色々とびっくりするよね…。
私、産んでも自分は泣かなさそうだなと思ってたんです。でもムスメの産声を聴いたら、不覚にもじわじわきていました。
通勤中つわりで路上ゲロした事、外食中つわりで1人フードファイトみたいになった事、検査の度に生きてくれているか不安で仕方なかった事、エコーで姿を見る度嬉しかった事や、一日中胎動を感じられて楽しかった事、もう諸々色々を片っ端から思い出してしまって…
本当に無事産まれてくれて良かった、とじわじわきていました。
じわじわきていたら、看護師さんがムスメを連れてきてくれました。この時、とてもドキドキしたのが記憶に残っています。エコーがあるとはいえ、顔をはっきり見るのは本当にこれが初めて。どんな顔なのかしら…
尻…!?
一瞬なぜ顔に赤子の尻を寄せてくるのかと戸惑いましたが、エコーでの性別確認っていまだに時々間違う事があるらしいので産後も確認させてくれるんですね。
目が悪いので遠い側にあったムスメの顔はボンヤリとしか見えず、正直ムスメとの初対面は顔より尻の印象が強烈に残っています。
今ではムスメのお尻は大好物ですけどね!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:きたあかり
2016年6月にムスメを出産し、生後2ヶ月ごろからインスタで育児絵日記(@kita.acari)をつけています。ムスメの寝顔を見ながら寝落ちするお昼寝タイムが至福。
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