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「母乳で育てたい…」遠い昔の母の後悔は、産後の私への大きなエールに!

今年の春に第一子を出産しました。

里帰り出産も考えましたが、諸々の事情から今回はお産が始まったら母が上京して産後1週間の間、家事を手伝ってくれることになりました。

 

母は里帰りで私を産んだのですが、退院後母乳の出があまり良くなく、祖母からミルクを足すように言われたことがきっかけで混合で育ててくれました。

祖母も母もあまり母乳が出る体質ではなかったと聞いていたので、私も混合になるのだろうなと漠然と思っていました。

 

が、フタを開けてみれば日に日に母乳の出が良くなる私。

退院するときに助産師さんから言われた「1ヶ月健診までは母乳でいけそうなので頑張りましょう!」の言葉と、授乳の痛みが辛くて辛くて少しでも授乳回数を減らしたくてミルクを足してもいいかな…という気持ちでモヤモヤ葛藤していました。

 

そのことを母に話すと、

「痛みがツライのはもちろん私も経験してるから分かるけど、私はあなたを完母で育ててあげられなかったのが心残りなのよね。あんたはどうせ出ないんだから、って退院してすぐに自分の母に言われちゃって、右も左もわからなかったから素直に従っちゃったけど、もしあの時すぐにミルクを足さなければそのあと母乳も増えたのかなーって。それは分からないことだし今更だけど、今必死におっぱいを頑張ってるあなたを見ながら後悔していたところよ」と。

 

はじめて聞く母の気持ちでした。

母乳で育てたいと強く願う母にとって、母乳量がまだまだ安定しないスタートの時期にアドバイスではなくミルクミルクと言われる状況は辛かったと思います。

これまでは自分が母乳で育ったかミルクで育ったかなんて気にもしたことがなく、その時の母の気持ちを知る由もありませんでした。

私が小さかった頃はこんなに苦労した!こんなにやんちゃだった!というエピソードを聞く機会はたくさんあったのですが、自分が母になったことで、すーっと入ってきた母の気持ちを聞いた後には、可愛い我が子が一生懸命おっぱいを探して吸いつく姿を見て、母のためにももう少しおっぱい頑張ってみよう!と思えるようになりました。

 

よく、産後はホルモンの影響もあって実母がすることや言うことが癇に障って一時的に関係が悪くなったいう話を聞きますが、私の場合は母と娘、という関係性から一歩進み、母と同志になれたような気がしてとても嬉しく思いました。

 

母が帰宅する日、周産期相談で退院後1週間の体重の増えを診てもらうとしっかりと順調に育ってくれていました。

その事を報告したときの母の嬉しそうにうっすら涙まで浮かべていた顔が忘れられません。

著者:tamamama

現在4ヶ月になる男の子を育てています。今のところ大人しくてよく寝る我が子、いつ自我スイッチが入って覚醒するのかちょっぴり怯えながら日々子育てしています(*゚д゚*)

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