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「一日一日を一緒に刻もう」…入院生活で励ましあう妊婦仲間からの大切な言葉

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25週での検診で子宮頸管が短いことが判明し、『これ以上短くなると入院だね』と先生に言われました。お腹の張りが多いことに気付いてはいたのですが、皆も同じだろうと思っていたのが間違いでした。

幸い、その日は薬を処方してもらい帰宅することができましたが、やはり張りがおさまらず、翌週には入院となってしまいました。

 

私は入院の可能性が出てから実際にそうなるまでに少し時間があったので、心の準備はできていたつもりです。24時間の点滴に繋がれ、食事やトイレ以外はベッドの上で安静を強いられても、まだまだ平気でした。

しかし、同室の方とも会話する機会が増えて入院生活にも慣れてきた頃、突然の不安に襲われたのです。

 

同室であるAさんの、双子の赤ちゃんのうち一人が心拍がとまってしまったという知らせ、副作用は強いけれど効き目も強い点滴に変えたこと、でも結局は子宮頸管の長さが短くなっていること、そして、それらが重なった時の先生のふとした言葉。

 

34週までは妊娠継続させたいね』

 

入院すれば37週までは確実に継続できるはず。そう思っていた自分の知識の無さと、そこまで継続することが困難である状況を理解し、とてつもない恐怖が襲ってきました。朝は安定していても夜にはどうなるか分からない、それが入院患者の状況です。

その時はどうしても涙が止まらず、看護師さんにも優しい言葉をかけて頂き、すぐに落ち着きを取り戻すことができました。ただ前向きに考えることができず、これからの入院生活はどうなるのか。。。そんな不安だけが残りました。

 

それから数時間がたった頃、Aさんから手紙とジュースを頂きました。そこには、辛い時は我慢しないこと、心配することは優しさで、それはきちんと赤ちゃんに届いていること、そして最後に『一日一日を一緒に刻もう』という言葉がありました。

 

母は強し、という言葉がありますが、本当はたまらなく不安でくじけそうな日ばかりです。どんなお母さんも、赤ちゃんを守るために必死で強がり、日々が過ぎるのをただ祈り、成長した我が子に出会えることを願っています。

Aさんの『刻む』という言葉は、そんな毎日をしっかり覚えておかなければならない、ということを私に教えてくれました。辛くてもただ前向きに。一日を乗り越えることがどんなに大変でも、積み上げた日々を見れば、頑張って良かったと思える日がくる。そう信じて、31週の今も入院生活を送っています。

 

誰にでも起こりうる妊娠による入院生活。そして誰にでも起こりうる赤ちゃんの不幸。同じ病院で同じ時期に入院した者同士、支え合いながら、前に進んでいきたいと思っています。

著者:れいちゃん

切迫早産で入院中。周りの妊婦さんと支えあいながら、毎日を過ごしています、

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