妊娠6ヶ月を迎え安定期に入ってからは、出産や育児について学ぶため、妊婦健診を受けていた産院の両親学級に参加しました。
いくつか受講した中でも一番参加して良かったと感じたのが、主に父親になる人に向けて開講された「両親学級」ならぬ「父親学級」のような講座。
定番のパパが妊婦ジャケットを着る妊婦体験や人形を使っての沐浴体験、
最近奥さんの出産に立ち会った先輩パパの体験談なども面白かったのですが、
一番印象的だったのは、助産師さんの産後の生活についての話です。
「産まれたばかりの赤ちゃんは、個人差はありますが、およそ3時間で胃が空っぽになってしまうので、3時間に1度授乳をすることになります。
そして慣れないうちは1度の授乳に1時間近くかかることもあります。」
授乳時間を、1日24時間を円グラフにして図に表してくれました。
さらに畳み掛けるように、
想像を絶する生活リズムにざわつく場内…
寝る時間ないじゃん…
私にできるかしら…
私の心も不安でいっぱいに。
助産師さんは続けます。
「みなさん不安ですよね。
はっきり言って、しばらくはまとめて寝る時間はありません。
だからこそ、
ダラダラしてOK!
ストレスはNG!
少しの時間でも見つけて体を休めてください。赤ちゃんと一緒に寝てください。
しっかり休まないと良いオッパイは出ません。」
ダラダラを得意とする私は、少しだけ安心しました。
「そして、こんな生活を送っているママにとって重要なのは、パパの理解度です。
例えば…」
「パパは、ママが
1、眠れているか
2、ごはんを食べているか
3、お風呂に入れているか
この3つを、いつも気にかけてあげましょう。
ママが安心できていたら、
赤ちゃんも安心しますよ。」
この話を聞いたおかげか、産後、ごはんの準備ができていなくても、
部屋が散らかっていても、
朝起きられなくても、
夫に一度も文句を言われたことはありません。
いつも一番に私の心配をしてくれて、睡眠不足の時期を支えてくれました。
本当に話を聞きに行けて良かったと思える両親学級でした。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ハナウタ
年齢:30代
子どもの年齢:2歳
写真で残せなかった家族の日常をイラストで記録しています。子どもが大きくなってから読み返すのが楽しみです。
インスタグラム:hanautahaluta
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