私は今まで4度妊娠を経験。
それぞれ初期症状が異なり、やはり妊娠はマニュアル通りのものではないという事を強く感じたものです。
初めて妊娠した時は真夏。
生理予定日前からずっと気持ち悪さやめまいを感じていたのは、夏バテのせいだと思っていました。
当時はまだ現在の夫と結婚しておらず、お付き合いをしていたのですが、義実家に遊びに行っていたときに具合がとても悪くなって、義母が自宅まで車で送ってくれることに。その時、ひどく車酔いをして大変だったのを覚えています。
そのうちに胸が張って痛くなってきてめまいもさらにひどくなり、生理予定日から1週間が過ぎた頃に仕事を早退するほど体調が悪化。
「もしかして…」と思い、早退した足で近所の薬局に行って妊娠検査薬を購入。自宅に帰ってすぐに使用しました。
尿をかけた瞬間に陽性の反応が出て、「やっぱり!」と強く納得するくらいでした。
産婦人科に行った時は妊娠8週目。初めて胎嚢を見た時は本当に感動しました。
しかし、この子は無頭蓋症で出産にはいたらず、当時の事を思い返すと今でも涙が出てきます。
どうしてもまた子どもが欲しくて、生理再開後すぐに妊活を始めました。
その甲斐もあり、3ヶ月後に現在4歳の長女を授かりました。
長女の時は初めての時と違って、妊娠初期症状が生理予定日前には全くなく、前回お世話になった産婦人科の先生に葉酸の摂取と基礎体温のチェックを勧められていたので、基礎体温の変化で妊娠に気付いた感じでした。
ただ生理予定日を過ぎると、やはり独特の気持ち悪さやめまいがするようになり、それに加えてひどい車酔いもするようになりました。
長女を出産してから1年8ヶ月が過ぎた頃に、現在2歳2ヶ月の長男を授かりました。
この時は、妊活を始めてから1年近くが経っていて、基礎体温や排卵予定日、生理周期を常にスマホのアプリで管理していたので、早い段階で妊娠に気付きました。
生理予定日前からめまいがするようになり、夜中、目を覚ました時に天井がグルグル回っているような感覚があり、気持ち悪くなったときもありました。
この頃は長女がまだ卒乳前で、授乳すると軽くお腹が張るような感じもあったのを覚えています。
生理予定日前なのをわかっていながら、あまりにもいろいろな症状が出ていたのと、普段の生理前よりも体温が0.3〜0.5度位高めが続いていたので、妊娠検査薬を購入してフライング検査。
生理予定日前にもかかわらず、うっすらと陽性ラインが出たのが本当に嬉しくて仕方ありませんでした。
そして現在5ヶ月の次男の時は、出産後、特に基礎体温も毎日はチェックしていませんでした。ただ、体調管理の目的でアプリを使って、生理日や周期のチェックだけはしていたのです。
しかも生理予定日付近は祖父母の家に2週間くらい泊まり込みでサクランボの収穫の手伝いに。毎日長男をおんぶしながら畑仕事や炊事、掃除に動きまくり。
当時3歳の長女が夜な夜な夜泣きするので、だっこで家の周りを散歩するなど、とにかく疲労困憊で辛かったので、小さな体調の変化には全く気付いていませんでした。
祖父母の家から夫の運転する車で自宅に帰ったときに、車酔いをしたのも疲れていたからかと思い、その時は特に気にもしていませんでした。
ですが、自宅に帰って2日位経ち、落ち着いた頃にふと「生理予定日いつだっけ?」と思いアプリで確認すると、すでに一週間位過ぎていることが判明!
翌朝、体温を測ると高温期が続いていることに気付き、慌てて検査薬で確認したら「妊娠していた…」…という状態でした。
この時は、体調管理目的でアプリを活用していたおかげで、早い段階で妊娠に気付けたと思います。
こうしてみると、私は共通して妊娠初期は「車酔い」するようです。
ですが程度は様々で、やはりその時、その時で「妊娠ってさまざまなんだなぁ」と思いました。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
友人の話を聞くと、全く何もなかった人もいたりと本当に十人十色。
「これ!」というマニュアルが存在しないのが、生命の神秘ですね。
著者:かおりんご
年齢:37歳
子どもの年齢:4歳7ヶ月、2歳2ヶ月、5ヶ月
独身時代は子供が苦手だったのに、いざ生んでみたらかわいくて仕方なく子供好きにクラスチェンジした生まれも育ちも埼玉県のアラフォー3児の母です。実母の手を借りつつ、明るく楽しく時にはイライラカリカリしながら子供たちと共に日々成長中です!最近は自分が若い頃着ていた服を娘用にリメイクするのにはまっています。
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