こんにちは、きたあかりです。
無事手術が終わったあと。ムスメがNICUに入院した翌日。
おっぱいを届けるため、搾乳を始める事になりました。
当然これまでの人生で飲料を分泌した事は一度もありません。「出るはず」と頭では分かっていても、「出るのか?」と最後まで半信半疑でした。最初は看護師さんに搾ってもらいます。テーブルの上に搾乳カップ、シリンジ、タグ用のシールをセットして…いざスタート!
あまりの驚きに、ホントに口に出して言っちゃいました。「うわあーなんか出た!」って。
なんかっておっぱい以外の何物でもないんですが、ものすごい衝激でした。
最初はホントに数滴しか出ないので細いシリンジで大事に吸い取り、届けてもらいます。
妊娠8ヶ月の頃、牛の乳搾り体験に行ったんです。なんとなく搾られる前に搾っとこうかなって…。「その時培った経験を今こそ活かす時!」と、謎の自信を持って意気込みました。何より、ムスメはまだ保育器の中なので抱っこしてあげる事もオムツを替えてあげる事もできませんが、おっぱいを届けるという「出来る事」があったんだと思うと嬉しくなったのを覚えています。
今思うと、ミルクでもちゃんと育つし搾乳以外にもできる事はあるのでそこまで気にする必要はなかったんですけどね。
次回に続きます!
著者:きたあかり
2016年6月にムスメを出産し、生後2ヶ月ごろからインスタで育児絵日記(@kita.acari)をつけています。ムスメの寝顔を見ながら寝落ちするお昼寝タイムが至福。
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