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「私一人で悩まなくても大丈夫なんだ」強い安心感をもらえた、言語聴覚士さんとの初面談 by ユーラシア

こんにちは、ユーラシアです。
1歳半でまだ発語がなかった息子は、健診で引っ掛かり、 保健師さんの勧めで言語聴覚士の先生に会うことになりました。 

 

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先生はとても優しそうな女性。

大人の言葉を理解しているか(「本を持ってきて」という指示が通じるか?)ということや、指差しの有無(たとえば果物がたくさん描かれているページで、バナナはこれだと指差せるか?)を聞かれました。

息子の場合、こちらの言葉はある程度理解できており、さらに明確な発語はなくても声(喃語)は出ていること、そして遊んでいる様子を見ている限り、大人に何かを伝えようとする意志が伺えるとのことで、「これなら発語も時間の問題でしょう」と言われました。

 

また、言葉を出すために家で出来る練習を教えて頂きました。 

①おもちゃのラッパや笛を吹くこと
②食事をしっかり噛むこと

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言葉が出ない理由の一つとして口回りや顎の筋肉が弱いケースもあるそうで、そこを強化するのもいいようです。

確かに息子は食べ物を飲み込むのが早く、あまりちゃんと噛んでいないのでは?と以前から思っていました。しっかり噛ませるためには、食べているときに「まだ飲み込まないよー、モグモグだよーモグモグモグモグ」などと 専属トレーナーのように声をかけるのも有りだそうです。

 

③「あなたが今感じている気持ちを言葉にするとこうなるんだよ」とお手本を見せてあげること。

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(親が先回りして喋りすぎると逆に言葉が出なくなる…という説もあるようですが、 私がお世話になった言語聴覚士さんはその説には懐疑的らしく、それはあまり心配せず、どんどん代弁してあげてくださいとおっしゃってました)

 

そんなこんなで一時間以上の面談が終わったとき、私の心にあったのは「強い安心感」でした。

別にこの面談で息子が話せるようになったわけでもなく、実際のところ息子がいつ話し出すのかも当然分からなかったのに、私の不安の大部分が消えていました。それは単純に「専門家に大丈夫だと言われたから」という理由でもありますが、 それ以上に「もし何か問題があっても、一緒に考えてくれる人がいると分かった」というのが大きかったんだと思います。

言語聴覚士の先生や保健師さん達はそのくらい親身だったし、 私の住む地域がこういった親子のケアにとても力を入れていることが分かりました。私一人で悩まなくても大丈夫なんだ、と思えたのは、本当に心強く、ありがたかったです。

 

1歳半健診で医師に若干非難めいたことを言われるというスタートだったので、 このとき「子供と、その親に寄り添う」という専門家の姿勢にとても感激しました。健診の医師にも見習ってほしいものですね(上から目線)。

 

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著者:ユーラシア
年齢:30代
子どもの年齢:2歳

2015年4月に男児を出産。割とテキトーに育児しているオタクでナマケモノな専業主婦です。思いもよらなかった子供の可愛さ奥深さに驚く毎日の中、老後の楽しみにと育児に関する絵や文章をちまちま描いています。息子はいつも親指を吸っています。

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