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6歳の長男、はじめてのお買い物。自分のおこづかいで支払いできるかな!? by tomekko

こんにちは。tomekkoです。

さて、前回は長男へのおこづかい制スタートにまつわる経緯とやり方を紹介してみました。

たまたま誕生日がお正月、ということもあり、実は長男はスタート時点からかなりの金持ちでした(笑)

というのも、臨時にして最大の収入、お年玉があったんですね。

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これまでは金額を本人に伝えることもなく、全額それぞれの子どもの口座に放り込んでいました。

でも今回から、長男には全額を見せ、千円単位以下の端数を自由に使える特別なお金として渡しました。
誕生日が実用品だったことへの罪滅ぼし的なところもあります(汗)

 

端数になるのが3千円くらいと、6歳にとってはなかなかの大金でした。
このお金を財布に詰め込んで、意気揚々とお買い物へ‼︎

…と、その前に‼︎

お金の価値を教えなくては…

これがなかなか、大人も頭を悩ませながらの大仕事になりました。

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1円から500円の小銭を実数で見せ、1円が5枚たまったら5円玉1枚と、10枚たまったら10円硬貨1枚と換えられる、といった仕組みを四苦八苦しながら伝えてみましたが、なかなか理解できず小1時間出かけられないというトラップ…

 

ええい!もう実地訓練が一番だ!現地で値札見せながら説明しよう!と、諦めてようやく出発。

お財布をもらった時の長男は微妙〜な表情でしたが、実際にお金を入れて首から下げてみると、なんだかとても誇らしそう。

今から自分の持っているお金で欲しいものを選んで買える、という初挑戦にもウキウキな様子で、ようやくプレゼントしてよかった、と思えました。

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売り場でめっちゃ悩む長男。

買ってもらう時にはわりと目に入ったもので即決、ということが多く、本当にそれ欲しいの…?と疑わしいこともあったんですが、やはり限られた自分のお金で、値札と相談しながら本当に欲しいものを…と思うと慎重になるんでしょうか。

値札の数字を一生懸命読んで、持っているお金の範囲内で買えるのか父とじっくり相談。

その間、ワタシは次男にも同じくお年玉の端数で彼用のオモチャを選んで購入していました。

最終的に決めたのは、プラレールの新幹線でした。そういえばレールの複雑化にばかり夢中になってて走らせる電車のバリエーション無かったもんね。

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初めて自分でレジに持っていき、財布からお金を出す時には緊張でお札を取り落とし、アワアワしている後ろ姿に手を出したい思いをぐっと堪えて見守りました。

お釣りを手渡され、こぼさないように丁寧にお財布にしまって戻ってきた長男は、充実感に頬を紅潮させていました。

3千円持って行って、1500円くらいだったので、まだお金は残っています。
残りはどうする?貯めてもいいし、使っても良いよ、と言うと、慎重派の長男には珍しく、使いたいと言いました。

そこで今度は、残りのお金でも買えそうなものがある本屋さんへ。
長男らしく、どうやら次男にも読めそうな易しい絵本を一冊買い、これでほとんどのお金を使いました。

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いきなり大きいお金から入ったので、1500円なら2千円でお釣りが出る、といった算数は理解しにくかったようですが、大きなお札を持って行って、欲しいものを買ったらわずかな小銭になって帰ってきた、という変化はわかりやすかったかな、と思います。

 

そして、これでおしまいではありません。

最後に、おこづかい帳をつけてもらいます。

レシートを見せ、電卓の使い方を教えながら入出金を記載させ、残金を数えて合っているか確認。

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めんどくさいし、本人も正直集中力保たないのですが、使って終わり、ではやっぱり意味が無いと思うので、ここだけは習慣になるまでは心を鬼にして一緒にやっていくつもりです。

 

長男に、今日の感想は?と聞いてみると、

「ドキドキした‼︎」

とシンプルながら嬉しさいっぱいでした。

おこづかい制と、お金の管理。

まだまだ課題だらけですが、親の方も無い頭をひねりまくって良い習慣づくりをしていきたいと思います。

 

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著者:tomekko
年齢:35歳
子どもの年齢:長男6歳、次男1歳

4歳差の兄弟に日々育てられています。次男誕生を機に、インスタグラムでこそだて絵日記を始めました。ビッグベビーの次男に体力を奪われ、マイペースな長男に精神力を奪われながらも、絵を描く時間が最高の癒し。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。