産後少し過敏になっていた私は、赤ちゃんを連れて車通りの多いところや人混みに行くのをできるだけ避けていました。
必要な買い物は手伝いに来ていた母にお願いし、産後3ヶ月ごろまではほぼ家で過ごしていました。
お宮参り(北海道では生後100日に行う家も多い)が終わり、身体もしっかりしてきた頃、暑い夏も過ぎ去ったのでベビーカーでのお散歩デビューをすることに。
ひとりで赤ちゃんを連れて外に出るのは初めて。
途中で泣き出したり、オムツや服を汚しても大丈夫なようにと入念に持ち物チェックを行い、何かあってもすぐに帰って来られるような距離でしか出歩かないことにしました。
家の周りをぐるっとまわる程度のお散歩。
外気に触れるというだけで、赤ちゃんにとって何か特別なものはないだろうと思っていました。
それが
大きな街路樹の葉っぱを見て喜んでいるのか、木漏れ日がキラキラと綺麗で喜んでいるのかはわかりませんが、長男は初めての世界をすごく満喫している様子。
長男の初めて見る表情や動きに、私まで嬉しくなりました。
これはもっと木を見せてあげようと、近所の公園をゆっくり歩いていると、遠くから人が近づいてきます。
ネットでよく聞くような
こんなことにならないように・・・と思い、
「すれ違うときにベビーカーが邪魔にならないようにしなきゃ。」
と道の端にベビーカーを寄せました。
すると…
近づくにつれてにこやかになったご婦人に、話しかけられました。
その後も
すれ違う人や信号待ちで一緒になった人たちに声を掛けられました。
どうなるものかと出発前はちょっとドキドキしていましたが、
とても楽しいお散歩デビューになりました。
著者:ぽんぽん
年齢:30歳
子どもの年齢:1歳、3歳
妊娠・出産・育児にあれこれ理想を抱いていたが、なかなか思い通りにはいかず空回りしまくる日々。次男の出産を機に育児ブログを書き始める。日常の出来事や成長記録、悩みなどを老後に読み返して懐かしむために残しています。
ブログ:ぽんぽん子育て
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