こんにちは。tomekkoです。
いろんなとこで横暴だ暴君だ言いすぎてなんかごめん…な次男ですが、家では本当にわんぱくです。
全然遊んでなかったのに、兄がふと手にとって遊び始めたおもちゃは必ず奪い取りに行き、すぐ飽きてはまた別のおもちゃを奪う…追い剥ぎのようです。
以前こちらでお伝えしたのですが、ずっと我慢してきた長男がついにキレた事件以降、長男も自分の主張をしてもいいんだ、と気づいたらしく、最近は男の子兄弟らしいケンカもするようになりました。(といってもまだまだやんわりした方みたいですが)
「もうっ…次男くんなんか、キライ!」
とにかくなんでも自分の思い通りにしてしまい、4歳上の兄にも平気で飛びかかる次男に、長男は拗ねることが多くなってきて、ワタシも自分にきょうだいがいないため、どんなふうにケンカを諌めたら良いものかわからず困っていた時のこと。
たまたまだったんですが、保育園からのおたよりに気になる次男の様子が。
家ではおしゃべりも随分達者になり、兄が遊んでいれば「あーくんも!」「かーちーてー!(よこせ)」
ジャングルジムでは「あっちってー(あっち行け)」「ちゅちゅんでよー(進んでよ)」なんてことまで言う次男ですよ。
それが、保育園では大きいお友達から使っているおもちゃを取られても、何も言えず取り返すこともできないという…
そんな次男の連絡帳に書かれた“「やめて」の一言が言えました”という一文を見てあまりのギャップに、思わずポカーンとしてしまいました。
どうも保育園の先生とも話が噛み合わない時があるなーと思っていたら、とんでもない内弁慶だったのか!
それもそのはず、2月生まれの次男は保育園のクラスでは1番小さい方。
標準体型を大幅に超えているので、勝手に外でもジャイアンだと思っていましたが、たしかに1歳児クラスのお友達と並ぶとまだまだ背も小さく、活発とはいえできることの差も大きいんですよね。
そこで、夜またケンカをして拗ねている長男に、ふと「実はお母さんも知らなかったんだけど…」と連絡帳の話をしてみました。
「次男くん、保育園ではこんなこと言えないんだって。もしかしたらお友達から言われたりされたりしたのと同じことを、家でやってるのかもね…」
と言うと、急に長男がポロポロと泣き出してしまいました。
「次男くん、かわいそう…ボクがクラスに行って守ってあげられたらいいのに…」
と長男。
イヤイヤ、お友達が悪いんじゃなくて、今はお互いに仲良くしていくための練習を保育園でしてるとこなんだよ。
次男も、「返して」や「順番ね」と言えるように、お友達も譲ったり優しくしたりする練習をそれぞれしているところ。そうして、だんだん仲良くできるようになっていくんだよ。
長男だってクラスのお友達と今は自然にそうしてやりとりできるけど、1歳の頃は同じように取られたりケンカしたりして、練習してきたんだよ。
そう言い聞かせるとようやく納得した長男、その夜は弟を抱きしめて眠りにつきました。
憎ったらしいのに、誰よりも大事で、自分のことのように喜怒哀楽を共有している。
本当に不思議で、かけがえのないきょうだいという関係をつくづく新鮮な気持ちで見つめている一人っ子母です。
ちなみに、次男はその夜兄にまとわりつかれて寝苦しかったのか、夜泣きしましたけどね(笑)
著者:tomekko
年齢:35歳
子どもの年齢:長男5歳、次男1歳
4歳差の兄弟に日々育てられています。次男誕生を機に、インスタグラムでこそだて絵日記を始めました。ビッグベビーの次男に体力を奪われ、マイペースな長男に精神力を奪われながらも、絵を描く時間が最高の癒し。
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