生理が1週間遅れて、市販の妊娠検査薬を使うと陽性反応、産婦人科での検査で晴れて妊娠確定!妊娠した喜びと、これから始まる生活にドキドキしているのも束の間、次にきたのが「つわり」でした。
私はニオイが嫌、あれが食べたい、これが食べられないなどのつわり特有の症状はありませんでしたが、精神的に弱かったのか情緒不安定になると、体調が悪くなることが多かったと思います。
このつわり期間に辛かったのは、通勤と赤ちゃんが無事育っているかという心配でした。
私は妊娠3ヶ月の頃に旦那さんの実家へ引っ越しました。それまでは、バスと徒歩で45分の職場だったのですが、引っ越したことで職場まで徒歩、電車、バスで合計1時間半を要するようになっていたのです。朝は7時前には家を出て、辛い思いをしながら家から最寄駅まで長時間歩きます。そして乗った電車は満員電車。何度座り込んで、何度途中下車をしたことでしょう。
このように大変だったため、通勤自体にストレスを感じるようになってきました。妊娠4ヶ月の頃には、マンションの入口まで降りるのもひと苦労…。
これからの遠い道のりを思うと、精神的に耐えられなくなってしまうのです。やっとの思いで降りてきても、そこで吐いてしまう始末でした。
そうなると仕事にも影響が出てきてしまい、挙句の果てには切迫早産に。少しでも勤務時間を短くできればよかったのですがそれもできず、予定では臨月の少し前まで働く予定でしたが、会社と相談の上、妊娠4ヶ月目に退職しました。
妊娠初期だとお腹も目立たなく、胎動もありませんので、赤ちゃんがちゃんと育っているかという心配がいつもありました。きっとホルモンバランスも影響もしていたと思います。赤ちゃんが心配になると、体調が崩れてしまいました。
この対策として私は、たくさん旦那さんに甘えて不安にならないよう話をしたり、気分転換に外へ連れ出してもらうようにしました。
大好きな温泉に長湯はしない程度で入ったり、赤ちゃんが生まれてからは当分の間できないであろう旅行を楽しんだり。このように気分を紛らわしていたら、ついにつわりもピークを越えて、妊娠中期を迎えることができました。
ニオイや食べ物に関するつわりはなかったのですが、私なりにつわりには苦労しました。旦那さんがいたおかげで、乗り越えることができたと思います。旦那さんには感謝です。
著者:まっち
年齢:27歳
子どもの年齢:7歳、1歳
2人のヤンチャボーイのママです。子育ても、仕事も、家事も遊びも常に本気です。子供にはいろいろな経験をしてもらいたいと思い、興味があることには触れさせてあげられるように日々過ごしています。離婚歴あり、悩んだこともあったけど今の自分がいるのは家族がいるから。
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。