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授乳クッションは必須じゃなかった!?いろいろな授乳姿勢を試してみた

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私が出産した産院の授乳室には、いろんなタイプの授乳クッションがたくさん揃っていました。おっぱいをあげるスタイルも3パターンぐらい教わり、言われたことは「いろんな角度で赤ちゃんにおっぱいを飲んでもらわないと、母乳の減りが偏って乳腺が詰まっちゃうよ」とのこと。

これに対して「ほんとに〜?」と懐疑的だった私は、つい自分がラクな姿勢でおっぱいをあげ続けてしまいました。するとすぐにおっぱいはいびつな形になり、ガチガチになった乳腺が触ってわかるくらいに! 

慌てて、フットボール抱きなど違う抱っこの方法でおっぱいを飲んでもらうと、すぐにその症状は改善されました。

ただ、このフットボール抱きというおっぱいのあげ方ですと、クッションを脇に抱えないと授乳ができません。その時に重宝したのが、友人がお見舞いに来てくれたときにくれた授乳クッションでした。それから私は、どんな授乳体制でもその授乳クッションをつかって授乳をするようになりました。


このように授乳時にクッションは必須!というイメージがついた私。ですが、退院してから少し事情が変わってきました。

上げ膳据え膳の入院生活とは違い、家に戻ってくれば家の用事もしなければ生活できません。産院での生活と比べ物にならないくらい、疲労感はあっというまに増していきました。そして、そのうちに泣き出した赤ちゃんをあやしながら、授乳クッションを探すのが面倒になってきてしまったのです。

 

ついにある夜クッションなしにおっぱいをあげてみると、なんてラクなのだろう?!と目からウロコ。授乳クッションは必須だと思っていたのに、そうではないことに気がついて目がさめるようでした。

それからは、クッションを使ったり、使わなかったりしているうちに、授乳クッションでなくても手近にある普通のクッションを使っても授乳できるし、いろいろなクッションを使うと気分転換にもなることがわかってきました。

ポイントはクッションの固さだと私は思っています。柔らかすぎると赤ちゃんをおいた時にグッと沈んでしまい、おっぱいの位置まで抱き上げる必要があるので、腕が疲れてしまいます。ただ、ある程度固さのあるクッションだったら、赤ちゃんは沈まず、ちょうどおっぱいのところに顔がくるくらいに調整できるのです。

あとはなるべく体をよじったりせずに、まっすぐと背筋をたてておくこと。意識的に背筋をたてようとすると、腹筋と背筋を使おうとして逆に疲れてしまうので、骨盤を前傾させておしりをプリッと突き出すように意識するだけで、背骨は立ちました。

このように猫背にならないように気をつけていただけで、ありがたいことに腹筋も自然に鍛えられました。なかなか外出もできず、授乳をただ繰り返す毎日の中で、授乳にいろんなクッションを使って気分転換できたのはよかったです。

 

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著者:hana8hana
年齢:35歳
子どもの年齢:3歳

ヨガ講師をしながら、3才男子の育児に奮闘中。おひとりさま出産のあと、旦那とは別居しています。厳しいなかでも元気いっぱいの3才息子はどんどんたくましく成長して、協力してくれるように。二人で力強く生きています♪

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