毎朝三男を公園脇のバス停まで見送りに行きます。
早い時間の公園は誰もいないのでいつも貸切状態で遊びながらバスを待っています。
ところが先日は珍しく先客がいました。
抱っこ紐に赤ちゃんを抱えたお母さんと2歳~3歳くらいの男の子です。
お母さんは男の子と砂遊びをしていて、赤ちゃんは抱っこ紐の中で眠っているようでした。
その光景がとても微笑ましく遠くから眺めていると、
次男を抱っこ紐に入れ毎日長男を公園へ連れて行っていた頃の記憶がフラッシュバック!
家にいる時間が長ければ長いほど夕方に向けて荒れてくる、当時2歳だった長男。
機嫌よく過ごしてもらうには毎日の外遊びは必須だったので、日替わりで違う公園に行っていました。(飽きないための策)
赤ちゃんの次男は常に抱っこ紐にイン。
ベビーカーを使えばラクなのですが、走ってどこかに行ってしまう長男を追いかけるには抱っこ紐が一番フットワークが軽く、置き去りにできないベビーカーはむしろお荷物でした。
長男次男の荷物一式はリュックに入れ背負っていましたが、次男が8キロ前後だったので、総重量はかなりのものでした。
今思うと、よくあの重みに身体が耐えられたな、と当時の自分の計り知れぬパワーにただただ感心。
リュックの中には最低限必要なものと、
もしかしたら必要になるかもしれないもの、
なくてもいいけどあったら便利なものの3種類が入っていました。(母の私物除く)
【最低限必要なもの】
・おむつ ・おしりふき ・マグ・お昼ご飯(離乳食)・おやつ・授乳用ストール・
【もしかしたら必要になるかもしれないもの】
・保険証&母子手帳・着替え・タオル・雨具・エコバック・ミニカー・絵本・ビニール袋・絆創膏
【なくてもいいけどあったら便利なもの】
・レジャーシート(1人用)・濡れ布巾・ジップロック・ハサミ・紙皿・除菌グッズ
[最低限必要なもの]は、これを忘れたら1時間かけてでも取りに戻る必要があるくらいなくてはならないものです。
いざとなったらお金で解決できそうでできないから厄介。
おむつなんて1枚忘れたばっかりに50枚入りを買う羽目になることもあります(過去2度の経験アリ)。
おしりふきは大きい方のオムツ替え時に「おしりふき忘れた!」なんてなったら途方にくれるしかない…!
赤ちゃん1人だったら時間をかけて対応するけど(トイレットペーパーを巻き取って濡らして拭き取る×6~8回)、2歳の長男を狭いトイレで待たせながらっていうのが状況的にかなりキツかった。
実際何度か経験してますけど、泣きたくなります…ていうか泣いた。
お昼ご飯やおやつもお金で解決できそうですができない!
食べ物が必要な時ってのは、たいてい子どもがぐずってどうしようもない時だったりするわけで。
「今からお店に買いに行こう!」って言ったところで無駄!
ギャン泣きの子どもを引きずるように抱きかかえてなだめながらお店まで移動してカートに乗る乗らないで一悶着あって商品選んでレジでお金払って…多分食べ物が口に入るまでに45分くらいかかります。
[もしかしたら必要になるかもしれないもの]は、何事もなければ出番はないけど万が一の時にないと困るものです。
使わないことがほとんどだけど、持っていかないわけにはいかない。
そして何かあった時は確実に持っていて良かったー!!と思う。
備えあれば憂いなしとはまさにこのこと!
[なくてもいいけどあったら必要なもの]は、まぁなくてもいいです。(じゃあ書くな)
でもあると快適なので、パパ同伴とか車移動とか、心と体に余裕がある時はぜひ!
そんなわけで赤ちゃん+3歳以下の上の子(特に男児)連れのお母さん及びお父さんはよそから見ればとっても微笑ましく幸せそのものなんですけど、渦中にいる方は公園行くのも決死の覚悟が必要だったりするんですよね。
遊んでいる間だって常にいつ何が起こるかわからないという緊張感と背中合わせでいるのです。
背負っているのは荷物だけではななく、子どもの命を守るというとても重い責任も背負っている、というわけです。(うまいこと言った!)
>>次回エピソード:長引く鼻水、耳さわりは中耳炎のサインかも!? 見逃しまくって両耳の鼓膜切開に…涙 by マルサイ
著者:マルサイ
年齢:37歳
子どもの年齢:7歳・5歳・2歳
子どもたちが寝静まった後の大人のゴールデンタイムに描いた絵日記をインスタグラムに投稿するのが最高の娯楽。趣味は田んぼの生き物を観察すること。単行本「男子が3人います。」(大和書房)発売中!
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