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お腹の子がはからってくれたの? 陣痛が不思議に遠のき、祖母の最期に立ち会えた

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長女の出産シーンは、今でもはっきりと覚えています。

経産婦は出産予定日よりも早く陣痛が始まると、主治医やママ友たちから言われていました。ですから、38週目ぐらいからは外出をあまりせずに、入院準備も済ませていました。

そして、39週目の健診では「今週中には、陣痛がくるかもね」と主治医に言われました。その時、主治医に少し子宮口を刺激していただき、前駆陣痛が起こりやすいようにしてもらいました。

その日から、前駆陣痛はくるようになりましたが、出産予定日を過ぎてもいっこうに陣痛が始まる気配はありませんでした。夜中になると、陣痛のような痛みに襲われるのですが、痛みの間隔を測ると10分から15分おき。そしてしばらくするとその痛みの間隔が遠ざかっていくのです。

前駆陣痛が来る度に「今度こそ、陣痛がきたかもしれない」という気持ちになり、緊張と不安に襲われます。しかし、しばらくすると何事もなかったように痛みが消えてしまうのです。その度に、ショックを受けていました。

ちょうどその頃、義理の祖母の容体が悪く、入院先の病院で「いつ呼吸が止まってもおかしくないよ」と言われていました。私も何度も、義理の祖母のお見舞いに行っていましたが、私の出産時期と義理の祖母の最期を看取る時が重なったら残念だなと思っていました。

ですから、余計に予定日を過ぎても陣痛が来ないことへの焦りを感じていました。

そして、長女が生まれる日がやってきました。朝5時頃から、今までにないほどの前駆陣痛が襲って来たのです。痛みの間隔を測ってみると、10分おきでした。その10分おきが1時間から2時間ほど続きました。

朝の8時頃になると、痛みはさらに強くなっていきました。そして痛みの間隔も7分から6分と短くなっていったのです。今度こそ本陣痛だと思い、子どもたちを学校へ送った後に、主人に車で病院まで送ってもらいました。

 

しかし、病院の駐車場へ入ろうとしたところ、何と痛みの間隔がまた10分おきへと広がっていったのです。

助産師さんへ電話し、痛みの間隔が開いてきていることを話しました。助産師さんは「一応、受診してみる?」と言ってくれましたが、受診して子宮口が開いていない状態だった場合は、一度帰宅しないといけないことを説明され、考えた末に一度帰宅することにしました。

帰りの車中で、「どうして本陣痛が来ないの?」と主人に泣いたことを覚えています。

そして帰宅し、2時間ほど経った頃のことです。

入院先の病院から「義理の祖母が危篤状態だ」という電話が入りました。急いで私達家族が、義理の祖母が入院する病院へと向かいました。

そして、1時間ほど見守った後に、義理の祖母は静かに息を引き取りました。

 

祖母が亡くなってから30分もしないうちのことです。突然、今までとは比べ物にならないほどの痛みが襲って来ました。何と、本陣痛が来たのです。痛みの間隔は、すぐに6分おきになりました。すぐに病院へ電話し、緊急入院です。

病院に入ってから、およそ2時間で出産しました。

きっと一度陣痛の間隔が空いたのは、義理の祖母の最後を看取るために長女が待ってくれたのだと思います。長女の優しさに感謝です。

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著者:tatto1
年齢:28歳
子どもの年齢:11歳、9歳、1歳7ヶ月、3ヶ月

現在専業主婦をしながら、4人の子供を育てています。慌ただしい毎日ですが最近では、長男が長女のオムツ交換を手伝ってくれたり、他の弟達の面倒をみてくれているので助かっています。趣味はイラストを描くことと創作料理です。最近では、キャラ弁にハマっており、4月から長男が中学生になるので毎日のお弁当作りが楽しみです。

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