可愛い我が子のお世話でのトラブルに、おっぱいのことを言われる方も多いと思います。私もその1人でした。
私の出産した病院は、出産した次の日から母子同室でした。
その日の朝、病室に赤ちゃんを連れて来てくれた看護師さんに授乳の仕方を教わり、1日に6回~8回は乳首を吸わせてあげると母乳の出もよくなるからと言われたので、私は3時間おきに乳首を吸わせていました。
その次の日になるとおっぱいが重くなりガチガチに硬くなってきたので、母乳量はかなり増えました。ただ嬉しい反面、こんなにおっぱいがガチガチになって熱を持つなんてと衝撃でした。
おっぱいが張り過ぎて痛かったので、看護師さんに相談すると保冷剤を貸して下さいました。冷やしていると、少しおっぱいの張りがおさまるので安心していたら、今度は乳首の吸われすぎで両方の乳首の根元が裂けて血が出てしまったのです。
新生児はまだおっぱいの飲み方が上手じゃないので、咥え方が浅くなってしまい、根元が裂けてくることがあると看護師さんが教えてくれました。薬を処方してもらいましたが、それだけではすぐに治ることもなく、授乳がかなりの苦痛。陣痛や、出産の痛みより、この乳首の傷の痛みの方がはるかに上に感じました。
その日1日我慢して、できるだけ深く咥えてくれるように促していた私。ただ吸われる度に声を出せないくらい痛く、おっぱいをあげるのをやめようかとも思いました。
次の日の朝、回診に来た看護師さんに、痛すぎて辛いと話をしたら、哺乳瓶の乳首を自分のおっぱいにあてて飲ませてみましょうと提案してもらいました。痛みが全然なくなるわけではなかったのですが、これは楽でした。
退院後もまだ治っていなかったので、哺乳瓶の乳首をつけたおっぱいで何日か過ごしました。ですが1週間ほどすると痛みもなくなり、傷もやっとなくなってきてほっとしました。
しかし、生まれて2週間ほどの赤ちゃんが、そんなにすぐに飲み方が上手になることはありません。おっぱいを直接あげて、裂けてきたら哺乳瓶の乳首でおっぱいをあげるということを繰り返して、徐々に飲み方が上手くなっていきました。
生後2ヶ月の後半になり、赤ちゃんも大きくなってくると、やっと乳首も裂けなくなりました。
著者:みーさん
年齢:34歳
子どもの年齢:4ヶ月
34歳で4ヶ月になる娘のママ。超ポジティブでおおざっぱな上、しっかりしているように見えてどこか抜けてる(妹談)らしく、要領はよくはないけれど、それなりにこなしながら毎日楽しく過ごしています。最近は子供の変顔を激写することが趣味になりつつあります(笑)。
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。