37歳で初産を迎え、初めてのことだらけの育児に毎日ヘロヘロになりながらも娘の成長を楽しんでいました。その娘も無事1歳を迎え、自分も40歳も近いことだし、そろそろ次の子も考えてみようかと思っていた矢先。
周りの人たちから「最近ずいぶんお腹出てきた」と指摘をうけるようになっていました。ただ、娘の母乳育児の影響で若干不順ではあったものの生理のような出血もあり、かつ悪阻の症状も何も無かったので、単に太っただけと周りには言っていました。
それが、ある日、経産婦の同僚に「太ったにしては大きくなった箇所がお腹の下の方だ」と具体的な指摘を受け、その言葉を機に妊娠検査薬で確認。そうしたら、しっかり赤い線が出ました…。
即、病院に行ったのですが、エコーを見たら、予想以上に大きな我が子が写っていました。その大きさから先生が推測するに、もう6ヶ月くらいの胎児だそうです。
つまり、私が生理と思っていた出血も、実は妊娠初期兆候のものだった可能性があったとのこと。とはいえ、エコーで見る我が子は元気そのものだし、母体の方は一番しんどい時期をここまで気付かずに乗り越えたくらいだから「結果オーライ」と先生におっしゃってくれました。
改めて周りの人たちに妊娠の報告をすると、前から私のお腹の大きさを指摘してきた夫や実母には「やっぱり」と言われ、先の同僚には「…おばか(苦笑)」と言われる始末。役所に母子手帳申請をしに行った際には「こんなに遅く申請に来られたのには何か理由が?」と聞かれ「単に気付きませんでして」と言ったら、また苦笑されてしまいました。
その後はきちんと妊婦として過ごしています。いまこの記事を書いている間も元気な胎動があるのが嬉しい限りですが、ここまで自分の変化に気付けなかったことは、生涯のネタとして語り継いでいこうと思っています。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:だっこ
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