こんにちは、こしいみほです。
ドタバタ元気な3歳の娘とホンワカ控えめな11か月の息子がいます。成功は覚えていても失敗はすぐ忘れがちな私ですが、体験談がほんの少しでも誰かの役に立てたら嬉しいです。
>前回エピソード:そばにいない娘のために夜中に一人で搾乳する毎日。不安と孤独でたまらなかった2週間 by こしいみほ
結婚してしばらくして、そろそろ赤ちゃんが欲しいと思い始めました。
私はもともと生理不順だったため、すぐに婦人科を受診することにしました。
問診で妊娠希望だと伝えると、まずは基礎体温を記録するよう指示がありました。2か月間記した基礎体温のグラフはガタガタ。それを見た医師から、薬で周期を整えましょうと伝えられました。
ホルモンを調節する2種類の薬を数日間ずつ服用、これをおよそ2か月かけて2セット続けて、再び受診。基礎体温は低温期と高温期がはっきりしてきたので、次の段階として排卵誘発剤を処方されました。
ここまでは数か月、数週間おきの受診でしたが、ここから数日おきの受診になります。
私は、その都度指示された通りに服薬・通院していたため、今後どの程度費用がかかるのか、どの程度通院が必要なのかわからず、先の見通しをつけることができませんでした。
仕事のスケジュール調整に影響するため、治療方針や通院頻度・費用については事前に説明を受けておくとよかったなと思っています。
結果的に、私は5か月間の服薬治療で妊娠することができました。治療費も1回あたり数百円~数千円ほどだったと記憶しています。
比較的短い期間・軽い負担で希望がかなえられたのだと思いますが、それでも仕事をしながら何度も婦人科に通院するのは簡単ではありませんでした。
午前休をもらって通院したこともあります。
職場には通院していることを伝えていませんでした。状況を話せばきっと理解していただける上司・同僚だったと思うのですが、心配をかけたくない気持ちと恥ずかしさがあり、相談する勇気がありませんでした。
私はなるべく考えすぎないようにしていましたが、それでも仕事と通院の両立で心も体も落ち着かず、誰かにこの悶々とした気持ちを吐き出せたら…と感じていました。
だからもし私と同じように悩んでいる人がいたら、経験者として話を聞いて少しでも心を軽くしてあげたい、仕事でフォローできるところは率先して手伝いたいと思っています。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
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著者:こしいみほ
年齢:昭和生まれの30代
子どもの年齢:娘3歳、息子8か月
3歳娘と0歳息子がいます。出産を機に夫の両親と同居を始め、6人家族で毎日ワイワイやっています。好きなものは晴れの日と落書きとセーラームーン。苦手なものはクネクネする虫と地図を読むことと家事全般。
インスタグラム:@miho20141124
note: こしいみほ
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