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フルコースディナーの出る豪華な産院で出産するはずが…まさかの事実判明で転院することに!

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不妊治療中に、夫の転勤のため引っ越しした私。もちろん転居先の病院は引っ越し前にあらかじめ調べておきました。そこで見つけたのは、不妊治療からお産まで扱っている病院。無痛分娩もやっていますし、妊婦さんのバースプランも積極的に取り入れてくれます。

産後はフルコースディナーにマッサージ、そして母子同室どころではなく、家族も同じ部屋に泊まり、旦那さんなどはそこから出勤する生活がおくれるのだそう。「なんて素晴らしい……」と思った私は、引っ越し後すぐに紹介状を持ってその病院に行ったのでした。

病院ではすぐに卵胞の育ちをチェックし、タイミングの日を算出。

そして引っ越し後の初のタイミングでなんと妊娠したのです! びっくり! 

そしてエコー検査をしたところ、まさかの双子であることが判明。そしてハイリスクな一絨毛膜二羊膜性双胎と診断されたため、大きな病院への転院が余儀なくされたのです。「豪華な産前産後が……」と思いつつも、子どもの安全が第一と妊娠5ヶ月で転院しました。

大病院に転院後は、双胎間輸血症候群という病気の可能性があると即入院になってしまったのですが、結局それも発症せず、子宮収縮抑制薬を飲みながらその病院の住人としてのんびりと4ヶ月程過ごしました。

 

双子と判明したときから帝王切開だなと思い、まったく下から産むということを考えていなかった私。

意外にも順調に妊娠を継続していたからなのか、35週になる頃先生から「双子ちゃんが2人とも2000gになったら、下から産んでもいいよ」と言われたのです。それにはビックリ!予想しなかったことに戸惑いつつ「無痛分娩なら下から産みます!」と私がいったところ、先生は「うちは無痛やってないんだよね~。ごめんね~」とのこと。こんな大病院でも無痛分娩をやっていないなんて! 麻酔医もクリニックより多いはずなのに! と驚いたのも覚えています。

そして36週でバースプランを聞かれる時間がありました。特に希望もなかったのですが、手術の際音楽をかけられるのか聞いたところ、それは無理とのこと。病院側からは「とりあえず産後ミルクをあげてもいいかダメか」を聞かれたので、「全然オッケーです! 是非あげてください!」と回答し、バースプラン会議は終了! 大病院のみなさんとても忙しいのです。

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そして話は飛びますが産後産後は特別メニューが出てくると聞いてワクワクしていたのですが、ちょっと豪華ではあるものの微妙な味のご飯でした…。

4ヶ月いたので病院の食事にも慣れてはいましたが、ちょっとせつなかったです。そして大部屋だったので、お見舞いに来る夫もベッド際に座ったら1時間ほどで帰宅。前いた産院で想像していた産後とは全く比べ物になりませんでした。

このようにサービスはイマイチでしが、ただ、肝心のお産はとてもとても素晴らしいものでした。
私は37週で急に1子の心拍が下がり危なくなったところで緊急帝王切開となったのですが、医師、助産師、小児科医の連携が見事。

手術室へ向かって走るベッドの上で私は「赤ちゃん死んじゃうの?」と半泣き状態だったのですが、ベッドの脇を走りながらハンディのエコーで1子の心拍をとりつつ「大丈夫!」と声をかけてくれる助産師さん、担当医2人と病棟長は手術の打ち合わせをしながら、手術室にいる麻酔医と小児科医に連絡をとりあっていました。そして手術室に入るとあっという間に全身麻酔がかけられ、目覚めると元気な双子がいたのです。

無事に取り上げてくれて、本当に感謝してもしきれません。

 

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そして、うちの子は保育器に入っていたのですが、子どもが退院するまでの3週間は、産婦人科の助産師さんたちに育ててもらったといっても過言ではありません。
本当にこの病院だったから生まれることができた命だったと思います。

 

お産の形はそれぞれですが、生きて生まれてきてくれることにまさるものはないと思いました。

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著者:シオモミ
年齢:37歳
子どもの年齢:3歳の双子

夫の転勤を機に出版社を退職、引っ越したが即双子を妊娠し、一卵性双子男児の育児にあたふた。それも幼稚園に入り、少し余裕ができました。好きなものはマンガ、映画、本、アニメ、お酒。この一杯のために生きている系で、双子はいきつけの酒屋さんにすごくかわいがってもらっています。

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