出産して産婦人科に入院中も、母親教室が開かれました。
そこでも前回の助産師さん現る。
>前回エピソード:義両親へは産まれてから報告を!陣痛中のトラブルを防ぐ助産師さんからの神助言 by ハナウタ
マタニティって妊婦という意味だと思っていた私は驚きました。わりと広い意味があるみたいです。
マタニティブルーについて、助産師さんは続けます。
自分の変化に驚くことがあると思うけど、だいたいホルモンバランスが崩れてるせいだから、難しく考えず、ホルモンのせいだ!と楽に受け止めるのが良いとのこと。ふむふむ。
この助産師さんは、産後「幸せすぎて涙が止まらないという感激屋さんのタイプ」だったそう。
そういうタイプもあるのか。ふむふむ。
助産師さんの予言通り、産後3日目、ふとした瞬間にすぐ涙が出るようになりました。
でもそれは嬉し涙。
テレビで子どもが元気に笑ってるだけでなぜだか涙が止まらない。
友人から送られる出産おめでとうメールが涙が出るほど嬉しかったり、
夫との間に無事に子どもが生まれたことに感激したり、我が子のかわいさに涙する時もありました。
今考えると完全に頭の中がお花畑。
私は嬉し涙派かな?とか思いながら晴れやかに退院。
>関連記事:自分が自分じゃないみたい…。産後3日目に突如わたしを襲った感情暴走族の正体 by ゆき
家に帰っての子育てが始まりました。
最初は順調に行っていたかのように思われましたが、生後1週間。
泣き出した息子をみて、夫が「まだおなかがすいてるんじゃない?」と。
普段なら何てことないひとことで、何にも気にとめず「さっき授乳したばっかりだからそれはないと思うよー」と返せるんですが、この時は妙にこのひとことにイラッ!!!ていうかプチン!!!
「私の方がずっと息子のこと見てて考えてるんだから、余計な口出ししないでくれる!?」と怒鳴ってしまいました。
そもそも普段怒るタイプではない妻が怒鳴ってきたことに、夫は相当驚いていましたが、私も同じくらい、自分の怒りの感情に驚きました。
慌てて「あー、ごめん、私しか見てないっていう意味じゃないんだけど、でも私の方がみてて!てか何これ!うわーん!」と、次は涙が出てきました。
波のように感情が押し寄せてきてコントロールが効かず、自分が自分じゃないみたいでした。
少し落ち着いて、助産師さんの話を思い出し、「そうか、これがホルモンのしわざだったのか…」と気づいたのでした。
しかしこれは序章に過ぎなかったんです…
>関連記事:【医師監修】混同しやすい「産後うつ」と「マタニティブルー」。症状の違いは? ~産婦人科医きゅー先生の本当に伝えたいこと~
>次回エピソード:夫への産後のイライラを乗り越えるための私の目標は…「期待しないこと!」 by ハナウタ
著者:ハナウタ
年齢:30代
子どもの年齢:3歳
写真で残せなかった家族の日常をイラストで記録しています。子どもが大きくなってから読み返すのが楽しみです。
インスタグラム:hanautahaluta
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。