当時は悪阻と知らず、嘔吐が続いているため行きつけの内科を受診しました。この時期に流行ってたノロウイルスなどの胃腸炎ではないかと言われ、3日分の吐き気止めを出されました。
でも食前に飲むと言っても、食べたら吐くの繰り返しで、3日分の薬を約1週間で飲みました。
それでも嘔吐はずっと続いていて、そのため睡眠不足もあり普段の体重から-3kgほど落ちていて痩せてました。
薬がなくなりもう一度受診。そしてまた同じ薬を今回は5日分。
その翌日「もしかして…」と思い同居の母が外出してる時に、Webでつわりの症状を検索。
いろいろ症状をみて、自分の今の症状と重ねました。「ご飯が炊けた時の匂い」で吐き気がするという文書を見て、もしかして悪阻なのかも?と思いました。
それから、母が帰ってきた時に悪阻の症状と似てるとこがあるからそうだと思うと話し、翌日妊娠検査薬を買ってきてもらい夜に検査しました。結果は陽性。
行きつけの婦人科はお産はできないとのことで、家の近くの産婦人科を調べました。
年末に近いということもあってネット予約ではなく電話すると空いてるとのこと。すぐ準備して行きました。
エコーもしてもらい、本当に自分のお腹の中に赤ちゃんがいるんだ…と改めて実感しました。
思わぬ妊娠だったのですが、小さくても命は命だし、自分の中で堕ろす選択肢は考えられえず、(親にはこれからも迷惑かけるかもしれないけど)産むことにしました。
それからも嘔吐は止まらず、妊娠前の体重から-6kgとなりました。
何を食べても吐き、お腹に何もないのに吐き気があり、大変でした。でも産婦人科の先生も看護師さんもとても優しく接してくれて、
「年末は31日まで空いてるから、点滴も毎日でもおいで」と、病院で診察呼ばれるのを待っている間も話を聞いてくれるなど気にかけてもらいました。
諸事情で別の病院でお産することになりましたが、すごくよくしてもらい、感謝しきれないくらいです。
今年20歳になるので子宮がん検診を受けてくださいという案内が来ました。
このよくしてもらった病院でも検診受けられるので、そこで受けようかと思ってます。
出産してからはまだ1度も顔出しに行ってないので、この機会に行こうかと思います。
著者:おろししょうが
一児の母
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