こんにちは、ユーラシアです。
息子のトイトレは紆余曲折でした。1歳半の夏頃から意識はしていたものの、 やってみる→まだ無理そうで断念……というのを数回繰り返して、日中のオムツが完全に外れたのは3歳を過ぎてから。
>前回エピソード:恥じらいのある人間だったのに…いつの間にか男児が好きな例の言葉を自然に連呼するように by ユーラシア
そこでトイトレ完了までの道をまとめてみました。
<STEP①トイレが息子色に>
初めの一歩としてトイレに行くのが楽しくなるように環境を整えました。
子供用の可愛い便座や踏み台を置き、壁にポスターを貼って、シールやスタンプを複数用意しました。トイレに行って便座に座るたびに一枚貼れるシステムです。
トイレがすっかりファンシーな空間になり、私までトイレがちょっと楽しくなったくらいでした。
<STEP②周りの声に悩みまくった>
今時の育児本などでは『オムツ卒業は焦らず無理のないように』というアドバイスが多いと思うのですが、リアルでは「そろそろ……」と促されることの方が多かったです。しかもトイトレは親の努力次第、という考えの人も割といて、「ここがお母さんの頑張り時だよ」という励ましも受けました。
(でもそういう人は何かにつけてお母さん頑張れお母さん頑張れって言う気がするので、 逆にお母さんが頑張らなくていい時っていつですか!?と問い詰めたいですね?)
周りの子がどんどんオムツを卒業していき(早い子だと1歳で卒業という子もいました。個人差あるとは言えすごくないですか……!?)、近隣の幼稚園の先生から「入園までに必ず取るべき」と言われ、一時期は結構焦ってた記憶があります。
もちろん「うちもトイトレ全然進んでないよ」という知人もいたのですが、詳しく聞いてみると「何度かは成功したけど、なかなか定着しない」という感じでした。
でもうちはその「最初の成功」までが遠かったです。
トイレに連れて行って、座らせるところまでは行っても、肝心のおしっこは全然出ない。朝一番で連れて行っても、たくさんお茶を飲んだ後も、寝る前も……どのタイミングで連れて行っても 息子は「出ない」の一点張りでした。
そして気が付くとオムツにしているので、「いつ出た? 出たの自分で分かった?」と聞くと、息子は分かってるのか分かってないのか「うーん」みたいな曖昧な返事で、このまま続けて行っていいのか、時期尚早なのかの判断も難しかったです。
今度こそ出るかなあと期待しながら一日何度もトイレに連れて行って、やっぱり出ず、 内心がっかりしながらもテンションを上げて「トイレ座ったね! やったね!」とシールを貼らせ、「出るときは教えてね!」と暖簾に腕押しの毎日……。
トイトレは子供の尊厳にも関わることですし、焦ったり怒ったり他の子と比べたりは御法度。それを頭では分かっていたのに、あまり守れませんでした。
怒鳴りつけたりこそしなかったものの、「今日もまた出来なかったな……」と寝る前に落ち込んでしまうことも多々あって、 息子のトイレトレーニングより、私のメンタルトレーニングの方が切実に必要じゃね?と思ったくらいです。
<STEP③出たーーーーー!>
そしてそのときは突如訪れました。
その日も日中はパンツを履かせてみたものの事前に知らせることができず何度も漏らしてしまい、「 やっぱりパンツは早いかな」「毎回片付けるのも正直ストレスだし、オムツにした方がいいのかな」と思っていた矢先、寝る前に念のためトイレに連れて行ったら、
出たんです!
このときはもう狂喜乱舞でした。
そして同時に、いかに思い詰めていたかを実感しました。「久しぶりにぐっすり眠れた」ってレベルで肩の荷が下りた気がしましたから。
(いや、実際はそれまでも毎晩爆睡してたけど……)
一度成功したら、そのあとは割とトントン拍子。 息子もすっかりコツを掴んだ感じで翌日から割と順調にトイレで出来るようになりました。
これで完了!……と思いきや、新たな試練が待っていたのです。
~~後編に続きます~~
>関連エピソード:入園式当日にオムツ卒業! 環境の変化が良いきっかけに by ゆむい
著者:ユーラシア
年齢:30代
子どもの年齢:3歳
2015年4月に男児を出産。割とテキトーに育児しているオタクでナマケモノな専業主婦です。思いもよらなかった子供の可愛さ奥深さに驚く毎日の中、老後の楽しみにと育児に関する絵や文章をちまちま描いています。息子はいつも親指を吸っています。
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