三男は「自分だけのお弁当」にずっと憧れていました。
通っている幼稚園は完全給食なので、お弁当は運動会と遠足の年2回のみ。
運動会のお弁当は家族5人分が入る大きいランチボックスなので、三男の求めるお弁当が食べられるのは遠足の時だけ、年に1回のチャンスです。
そんな三男が先日遠足に行きました。
遠足の2週間前に三男にお弁当のおかずのリクエストをしてもらっていたのですが…
こともあろうに私は前日の夜までお弁当のことをすっかり忘れていたのです…。
(しかも何をリクエストされたかも覚えてないというヒドイ母)
「しまった‼︎明日お弁当作るんだったー‼︎」と思い出した時の、あの血の気の引く感じと言ったら…!
泣きそうになりました。久々に足が震えましたね(泣)
慌ててお米を研ぎ炊飯器のタイマーをセット。
そしてスッカラカンの冷蔵庫を開けてあるものだけで何が用意できるか真剣に考えました。
こういう時に限って買い物に行ってなかったりするんですよね〜(白目)
運良く冷凍庫には冷凍した鶏もも肉があったので、主役の唐揚げを確保することができました(三男の大好物)。
あとは脇役たちを考えなくてはなりません。
彩りに貢献してくれそうなトマトがありましたが、三男が好きじゃないので却下。
きゅうりは大好物なので採用。
皮なしウインナーのボリュームパックを買っておいてよかった!
頂き物のリンゴも入れよう。そうだミカンも2個くらい残っていたはず!
と、なんとか三男の好きなものが集まったお弁当になりそうで一安心。
いや〜久々に肝を冷やしました!
長男が幼稚園に入ったばかりの頃はどんなお弁当にすればいいか分かりませんでし
が、担任の先生が「キャラ弁のような頑張ったお弁当でなくてもいいんです。彩りや栄養面も考えなくて大丈夫。我が子の大好物ばかりを詰め込んであげてくださいね」と教えてくれました。
年に1回しかないお弁当なので気合いを入れて作らなければ!とキャラ弁覚悟でいましたが、一気に肩の荷がおりました。
そして子どもが食べやすい、手づかみで食べられるものがいいとアドバイスもいただきました。
たしかに年少くらいだとまだフォークでうまく刺せなかったり、落として泣くこともありますものね。
その時から子どものお弁当作りに心がけているのは、
◯好きなものばかりを入れる
◯手づかみで食べられる
◯果物を入れる(おかずが全部茶色でも、果物があると一気に華やかなお弁当になる)
この3つです。
さて、遠足から帰ってきた三男、開口一番に「お母ちゃんのお弁当おいしかったよ‼︎」と、とても喜んでくれていました。
見事に空っぽです!
その後も「お弁当がおいしかったな〜」と何度も言ってくれ、嬉しいやら申し訳ないやら(笑)
秋はお弁当シーズン。
この時期はうっかり忘れても慌てなくて済むように、買い置きと冷凍保存を強化しようと思います。
著者:マルサイ
年齢:37歳
子どもの年齢:7歳・5歳・2歳
子どもたちが寝静まった後の大人のゴールデンタイムに描いた絵日記をインスタグラムに投稿するのが最高の娯楽。趣味は田んぼの生き物を観察すること。単行本「男子が3人います。」(大和書房)発売中!
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