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ゴミ箱の中

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実家へ里帰りしていた私。

三食昼寝付きで家事は一切やらず、子どものお世話だけをするという生活。実家には両親と祖父母、未婚の弟と妹も居たため、泣けば誰かが抱っこをしあやしてくれて、今考えると理想的(楽)な子育てでした。

実家での生活に退屈さを感じ、子どもの1ヶ月健診を機に帰宅しました。

当初、自宅での生活を楽しみながら過ごしていましたが、夜間2時間毎の授乳やオムツ替え、日中は育児・家事のため疲労が蓄積し、だんだん家事が思い通りにできなくなってきました。

慣れない育児、思い通りにできない家事。眠りたいのに眠れないという悪循環な生活になりました。

食事は主人に買ってきてもらったりとなんとかなりましたが、問題は掃除や洗濯。子どもがダニやホコリアレルギーになっては大変と毎日徹底的に掃除したい私でしたが、何かしようとすればそれを中断させるように泣き、抱っこして、の繰り返し。毎日掃除機をかけることすらできないなんて、なんてひどい母親なんだ、母親失格だと自分を責めていました。

ちょうどそんなころ、出産した産院へいく予定がありました。医師から「大きくなったね、赤ちゃん可愛い?」と聞かれ、赤ちゃんは可愛いが掃除が全然できなくて。ダメですよね。と伝えました。すると先生が「私は4人子供がいるから奥さんは育児だけで重労働。だから掃除なんて適当でいいの。子どもが大きくなるまではゴミ箱の中で生活するつもりでいてください。」と言わました。

もっとしっかり環境整えてあげてよ、と叱咤激励されると思っていた私は先生のおっしゃった〝ゴミ箱〟の言葉に肩の荷が降りる様な気持ちになりました。

予定通りにいかない毎日で、子どもの泣き声にイライラしながら抱っこしていた自分を思い出し反省しました。

育児は母親である限り続いていくものですが、赤ちゃんの時期は一瞬です。保育園や幼稚園へ行くようになれば、母親も子どものことを知らない時間ができます。今日は声を出して笑った、今日はお風呂で気持ちよさそうにおしっこした、今日は何回うんちした、など毎日の当たり前の様な幸せを感じられることは赤ちゃん時期の今だけ。だから、家事は後回しで、やれる時にほどほどにやれば良いのだと思います。子どもとの一瞬一瞬を大切に過ごしていきたいと思いました。

著者:あやや

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