妊娠・出産・育児の情報サイト


自然流産を経験、辛い時期を夫と一緒に乗り越えて36週になりました!

f:id:akasuguedi:20160601094618p:plain

私は高校時代から付き合っていた同級生の男性と20歳で入籍し、毎日普通の幸せに浸りながら生活していました。

入籍して半年後第一子の妊娠がわかりました。生理不順でストレス持ちだった為、それはそれはとても嬉しく、夫も心から喜んでくれました。

介護士だった私は妊娠5週で上司に報告し、良心的な職場の方々は仕事面や精神面で沢山配慮してくれました。自分でも無理をしすぎないよう気を付けながら業務に励んできました。

 

妊娠がわかった後の夏に結婚式を控えており無事に式を挙げることもできました。お腹に我が子がいながらの式はとても幸せでした。しかし、その直後、私は暗闇に落ちることになったのです。

仕事中子宮部分に違和感を感じてトイレへ向かうと、下着に少量の出血が。初めての経験だった為、すぐに早退させて頂き病院へ向かいました。ドキドキしながら内診を行いました。

『びっくりしないでね、これが赤ちゃんなんだけど、恐らく2〜3日の間に自然流産する可能性が高い』

エコーの映像を見ながら説明を受けました。先生が何を言っているのか私には理解が出来ずただただ涙が溢れました。

『妊娠超初期から初期は染色体異常でうまく育たない種もあるから、赤ちゃんのせいでもあなたのせいでもないからね』と一言。私は自分を責めました。

関連記事:妊娠12週で稽留流産。私の誕生日にお空へ行ってしまった赤ちゃん 

泣きながら自宅へ帰り夫へ何度も当たり散らしました。流産の可能性があると診断されてから3日後の夜激しい腹痛に襲われ何度もトイレへ走りました。お腹から何かを出したい気持ちと辛い痛みでとても苦しく涙が溢れてきました。声が出せない程の痛みと共に小さな赤い塊をスルッと排出しました。

その後からは嘘のようにお腹の痛みも感じず楽になりました。自分の体から出てきたものが将来抱っこするはずだった我が子だと思うと悲しく申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。何度も謝りました。

『産んであげられなくてごめんね』

何度も何度も声を荒らげて泣きました。周りの友人や知り合いは当たり前のように妊娠し子供を出産していてなんで自分が?そう思いました。生きる事も辛く、何をしても楽しくなく、次第に笑うことも出来なくなりました。

食事も摂れず、衰弱していきました。『若いからまだまだ大丈夫だよ』、『また頑張ればいいよ』と周りの声はなんとも無責任で言葉をかけられるたびに心が傷付きました。人間不信になり誰とも会話出来なくなりました。

 

夫はそんな私にいつも以上に優しく接してくれて、泣いてる時も当たってしまう時も黙って抱きしめてくれました。ふたりで手を繋いで散歩したり、一緒に好きな物を食べたり、昔にしていた普通の幸せを少しずつ蘇らせてくれました。

仕事復帰も厳しかった為事情を説明し退職することにし、一度全てリセットしようという事になり、新しい気持ちで生活を始めました。夫とふたりで過ごせることがどんなに幸せか、どんなに楽しいか、少しずつ思い出すようになり、お空へ帰ってしまった我が子のことも受け入れられるようになりました。

 

水子供養を済ませ『お腹に来てくれてありがとう』と伝え、私達の夫婦生活は再びスタートしました。あんなに拒んでいた周りの幸せも喜べるようになり気持ちにも余裕が出来始めた頃、またお腹に命が宿ったんです。嬉しくて嬉しくて何度も検査薬を使用し、病院にも行きました。以前聞くことが出来なかった我が子の心音も『ドッドッドッドッ』と力強い音を耳にすることが出来ました。

私は、一度お空に帰ってしまったあの子が戻ってきてくれたんだと思っています。『お腹に来てくれてありがとう』心の底から感謝しました。

辛い悪阻も乗り越え今では妊娠10ヶ月36週です。我が子を抱っこする日は目前に迫ってきました。こんな頼りない母親のところに来てくれた赤ちゃんを次こそは元気に産んであげたい。感謝してもしきれない大好きな夫にいち早く子供を抱っこしてほしい。

出産の不安に押し潰されそうな時もありますが、私は頑張りたいです。命懸けでお腹の中で育ってくれ命懸けでこの世界に出てこようとする天使を私は精一杯の『ありがとう』の気持ちで迎えたいと思っています。

若くして妊娠、流産を経験し、他の人は体験できなかったことを経験し、今ではとても貴重な出来事だったと自信に繋げています。あと少しで正産期に突入します。私以上に赤ちゃんもドキドキしていることでしょう。元気に産まれてくることだけを祈り残りの妊婦生活を満喫していきたいと思います。

 >関連記事:順調なのが当たり前だと思ってた…。誰にでも起こりうる妊娠初期の流産 

同じような経験をされた方、不安な思いを抱えている方、皆さんの気持ちは経験者にしか理解できません。私は、そんな人達の味方です。妊娠、出産は奇跡です。当たり前には終わりません。沢山の苦労と沢山の不安を乗り越えなければ我が子に会えないと私は思っています。辛い思をしてもいつかは絶対前を向ける日が来ます。笑える時がきます。

ひとりで悩まず、ひとりで抱えず、苦しい時は苦しいと吐き出し、思いっきり泣くことも大切です。今、この記事を読んで下さっている方の中に少しでも勇気や希望を与えられればなと思い今回記事を書かせて頂きました。

言葉足らずの文章でしたが最後ま読んで下さり本当にありがとうございました。皆様に幸せが訪れますよう心から祈っております。

著者:ichigo

妊娠10ヶ月目の初産婦です。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。