こんにちは、さやかわさやこです。
>前回エピソード:「別の病院に行くか、退院後に自分で行くか、1時間で決断を!」産院が迫る理不尽な究極の選択 byさやかわさやこ
先生と助産師さんの圧力を跳ね返し、大きい病院に行くことを決めた私。母の運転する車で長男とともに向かいました。
病院に到着し産婦人科の窓口に行くと、助産師さんが車椅子を押してこちらに来てくれました。
私は車椅子の登場に驚きました。出産した病院では痛みに耐えながら階段を昇り降りしていたというのに‼︎
しかもかけてくださる言葉の優しいこと‼︎
辛い環境に身を置いていたが故に、優しく親身な対応が身に沁みるのでありました。
その後、すぐに診察に呼ばれました。まずはエコーで痛みのある箇所を診てもらうことに。
出産した病院でも痛みのある箇所はエコーで診てもらっていましたが、特に異常はないと言われていました。
果たしてなんと言われるのか…緊張しながらモニター画面と先生の表情を交互に見つめました。
少しして、先生が表情を曇らせながら口を開きました。
そして伝えられたのは…
らっ卵巣が腫れてるー⁈
まさかの展開に脳内は大混乱。
先生は一度席を外し、産科のトップの先生を連れてきました。
そして、そのトップの先生もエコーを診て言ったのです。
しっCT⁈
しかも、なんだか緊迫した様子の先生たち。
その後、内診、レントゲン、CT検査と、あれよあれよと進んでいきました。
ひととおり検査を終え、結果が出るまでベッドで休むことに。
『一体どうなってしまうんだろう…卵巣が腫れてるって…』
不安と緊張で押しつぶされそうになりました。
出産した病院に残してきた次男のこと、まだ幼い長男のこと、仕事を休んで長男の面倒をみてくれている母のこと…
『心配かけちゃいけない…なんとか早く痛みを治して元気にならなきゃ…』
そんなことを考えながらベッドで横になっていると、先生が入ってきました。
その先生は出産前、痛みで苦しむ私に点滴をしてくれた女医さんでした。
女医さんは私の不安な気持ちに寄り添うように話してくれました。
産婦人科の先生方全員、そして外科の先生も含めて…
「産後すぐということで、子宮もまだ元には戻っておらず臓器の位置も通常とは違うため、診断が非常に難しい」とのことでした。
なんだか大変なことになっているのが女医さんの言葉から伝わってきました。
不安を募らせながらしばらくベッドで待っていると、一番最初にエコーで診てくれた先生が入ってきました。
「結果をお話しするので、ご家族といっしょに診察室へどうぞ」
緊張しながら、母と長男と一緒に診察室へはいりました。
そして、CTの画像をみながら説明が始まりました。
やはり卵巣が腫れている…
結婚前から左右両方に卵巣嚢腫があった私。
定期検診には必ず行き、痛みがひどくなったり出血した際も必ず病院に行っていました。
出産をするにあたり、卵巣嚢腫があることは出産した病院には伝えてあったのに…
なんとも言えない憤りのような感情が湧き上がってきたのでした。
その後、外科の先生のところに行き、外科の先生の見解を聞きました。CT画像を見ながら言われたのは…
まさかの便秘話に若干恥ずかしくなりながら、再び産婦人科の診察室に戻りました。
腫れた卵巣はどうなるのか、どうするのか…
次回へ続きます。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:さやかわさやこ
年齢:35歳
子どもの年齢:7歳、3歳、1歳
日々、鬼化が進んでいる主婦。インスタグラムにて育児のことや、育児にまったく関係ないことなどを、夜な夜な描いては投稿しています。ブログ『母ときどき鬼』もぼちぼち更新中です。
インスタグラム:@futomomushi
ブログ:母ときどき鬼
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。