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あらゆる手を尽くしても子宮口が開かない!軟産道強靭症と診断され緊急帝王切開へ

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妊娠経過は順調。

予定日を過ぎても前駆陣痛などなく、まだまだ産まれる気配もない。

40w6dに誘発分娩のため入院。

入院してすぐに内診したが子宮口0cmでかなり硬め。先生に「これは時間かかるよー。早くて明日、遅くても明後日には会えるからね。」と言われ、もうすぐ会えるんだって呑気に思ってた。

子宮口を広げるためにラミセルを挿入。もともと痛みにとても弱く、注射の痛みで気分が悪くなるくらいだった。ラミセル挿入が想像を絶する痛みで、冷や汗と過呼吸に加え血圧も上昇してしまった。

妊娠経過では病院にくると少し高めの130/70ほどだった血圧だが、家では120/60ほどで経過し、様子を見ていた。しかし、痛みを伴う処置と初めての入院に150/100を連発。とうとう妊娠高血圧症候群と診断される。痛みに弱いことに加え、妊娠高血圧症候群。痛みで血圧も上がるからと予定にはなかった和痛分娩を勧められた。痛いのは嫌だったから、なんの抵抗もなく硬膜外麻酔をお願いした。

 

その後ラミセルを一度抜いたが、子宮口1.5cmと硬い。次にバルーンを子宮内に挿入した。もちろん痛みに弱い私は、この処置も痛くて痛くて冷や汗が凄かった。バルーンは友人も何人かしている人がいて、皆んな「自然に抜けるよ」って言っていた。痛い処置を終え、今日の処置は終わり。私は痛みでヘトヘト。バルーンを入れた後から、前駆陣痛が始まって、またまた痛みに弱い私は泣きながらナースコール。硬膜外麻酔を始めてもらい、すぐに痛みは取れて、その夜はゆっくり眠る事ができた。

 

翌朝になってもバルーンは抜けず、長時間入れておくと感染のおそれがあるからと抜いてもらった。内診してもらったが、子宮口1.5〜2cmで全く広がってなかった。「あんなに痛い処置したのになあ」ってガッカリ。でもまだ手はあるよね!くらいにしか思ってなかった。

 

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主治医がきて、子宮口を柔らかくする作用もある内服の促進剤から始めてみることになった。内服をし終えても、子宮口は変わらず。点滴での促進剤も開始になり、突然陣痛が始まり、その後破水。感じたことのない痛みで血圧が180まで上昇して、沢山の助産師さんが部屋にきて、私自身パニック。麻酔を何度も早送りで入れてもらうが、効いてる?って位痛い。家から1時間半ほど離れた病院だったから、すぐに旦那に連絡。

旦那が急いで駆けつけて、励ましてくれたけど構ってる余裕はない。繋いできた手すら握り返せないし、なぜか腹が立った。笑

 

血圧も高い、できる処置全てして子宮口が1.5cmしか開いてない。ここで軟産道強靭症と診断される。帝王切開をするしか出産する方法がなく、同意書にサインをして緊急帝王切開になった。

緊急ではあるが、赤ちゃんに問題はなく陣痛に耐えながら待つことに。

なぜ帝王切開するのに陣痛も味わわないといけないんだろう。ってだんだん、腹が立ってきて助産師さんや旦那にキレまくる私。2時間後にようやく手術室から呼ばれた。何故か旦那は私が痛みで死ぬんじゃないかって思ったらしく、手術室へ運ばれる私の手を握り「愛してるよ。ありがとう。」って泣きながら言ってくる。その時なんとなく冷静になった私は、「なんで泣いてるん?死ぬわけじゃないから」って心の中で思った。

麻酔をかけた瞬間に痛みがスーッと消えて、暴言を吐いたことを後悔する。

手術室に入って10分ほどで息子の産声を聞いて、人生で一番幸せな瞬間を味わうことができた。3276g、50cmの元気な男の子。

術後は言うまでもなく、とても痛くて動けなかったけど、なんだか少し痛みに強くなった気がする。

 

最初は、経膣分娩が出来なかったことに対して、少し後ろめたさみたいな感情を抱いて落ち込んだけど、「帝王切開も立派な出産。子どものためにお腹が切れるんだよ。素晴らしいことだよ。普通、誰かのために自分の身体を切るなんて出来ないんだから。」ってステキな助産師さんの言葉を聞いて、胸を張っていられた。感謝しかない。

出産はどんなことがあるか分からない、命がけだってことを身をもって体験した。

これから出産を迎える方、頑張ってください。

 

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著者:ちえぴ

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