里帰り出産で予定日より6日早く男の子を出産しました!今はもうすぐ2ヶ月になります。
出産当日はちょうど新月の日。満月や新月の日は出産が多いという話を聞いたことがあったので、「新月の日に出てきなよ~」とお腹によく話しかけていました。
2日前の健診では、子宮口は1cmしか開いておらず、そして体重も注意され(14kg増えました笑)、まだまだ生まれないとお医者様から喝を入れられていた私。
「このままじゃ予定日超過するよー」「お母さんが太りすぎちゃうと、赤ちゃんも生まれる時に大変になっちゃうんだからね~!」と言われて焦り、「このままではいけない!」と思ってお散歩&ストレッチととにかく体を動かしまくりました!
そして当日の朝5時頃。寝ていたところ、なんとなーくお腹が痛いような、軽い腹痛のような痛みが。
「これが前駆陣痛ってやつか?」と思いながら、スマホにインストールしていた陣痛アプリで計測。けれど、間隔は50分とか1時間半とかで、バラバラでした。
痛みもすぐ和らぐので、ベッドでウトウト。ちなみにこれまでに前駆陣痛を経験したことがなかったので、陣痛の痛みがどんな感じか、陣痛と前駆陣痛との違いなど全然わかりませんでした。
そんなこんなでお昼前になり、痛みの感覚が少しずつ短く、強くなってきました。どんな感じかというと20〜30分間隔で脇腹がつままれるような痛さです。
母に今の状況を伝え、「新月に生まれてきてねって言葉、赤ちゃんも聞いててくれたんだね~」なんて笑って話していました。
そして、旦那にも連絡。旦那は、里帰り先から電車で2時間ほどの距離に住んでいるため、立ち会い出産は希望せず、生まれそうになったら連絡→仕事を切り上げて産院へ来るということになってました。
ちなみに、産院からは「経産婦は15分間隔、初産婦は5分間隔になったら連絡すること」と言われていました。
初産婦で10分間隔だとまだまだ生まれないことが多く、1度家に返されることもあるとか…。
夕方になるにつれて、痛みがますます強くなってきて、脇腹~お尻の上あたりをえぐられる感じに。その度に「痛い~!」と叫びまくって母がお尻の上をさすってくれていました。
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スマホを片手に持ち、何度も産院に電話しようと思いましたが、間隔は3分の時もあれば、15分の時も…。産院からの「5分間隔」という言葉が頭を遮り、「家に返されたらやだ!」と思って、我慢し続けました。
でも、今考えれば、よく我慢したな~て感じです(笑)。
そして、いよいよ我慢出来なくなり、17時40分にに電話!
状況を伝えると、電話先の助産師さんも「んー、15分の時もあるのかぁ…」と言葉が詰まりつつも、「じゃあ、とりあえず来てみて」と言われ、母の運転で病院へ!
この時、家でトイレに行ったのですが、おしるし?のような赤い鮮血がナプキンに初めて付いていました。
もう、歩くのすらままならず、車の中でも座っていられなくて、「痛い~」と泣き叫んでいました。
18時50分に病院に到着し、そのまま診察台の上へ。
電話対応をしてくれた助産師さんが、かなり痛がる私の様子を見て「えー!そんな痛い~?だってまだ15分とかあるんでしょー?」と若干呆れたような感じで笑いながら言いました。
しかし、診察台での子宮口の大きさを見て一変!!!
「あらま~!9cm開いてるよ!もう産まれるよ、これ!よく我慢したね!!!」と言ったのです。
その言葉に私もびっくり!そして母もびっくり(笑)。
急いで入院の手続きをし、そのまま陣痛室へ。痛すぎてずっと叫んでて、母と助産師さんがつきっきりで腰をさすってくれました。
ふーう!ふーう!という呼吸法を行い、もう汗だく。
「もうやだー!痛いー!!!」と何度も叫び、その度に助産師さんから「赤ちゃんも頑張ってんだから!」と怒られる始末…。
その後、分娩台へ移動し、すぐに産まれるのかと思いきや、「もうちょっとかかるかなぁ。」とお医者さん。どうやら、赤ちゃんの頭が大きめらしく、なかなか産道を通れなかったようです。
「いつ産まれるの~もうやだ…」
「痛み耐えられない~早く生まれて~」と何度も絶叫しつつも、痛みに耐え続け、ついにその時が!
「じゃあ、次の波で産むからね!」と言われて、いきみ、3回くらい繰り返して、何やら足の間からブツが出てきた感覚が!
「おぎゃー!」
とすぐに泣き叫び、元気な男の子が出てきてくれました。
病院に到着してから4時間のスピード出産!
会陰切開も行い、その後縫いましたが、陣痛の痛みに比べたら全然痛くなくて、縫われてる感覚もまったくありませんでした。
とにかくいろいろ痛かったけど、赤ちゃんに会えた瞬間、痛みも吹っ飛びました。
そして旦那も到着したので私の両親と旦那が赤ちゃんとご対面!
とても喜んでいました。
陣痛間隔5分
その言葉を信じ、すごく我慢した私。今考えると、「すごいな~よくがんばれたなー」と自分を褒めてあげたいです。
そして、頑張って生まれてきてくれた赤ちゃんも褒めてあげたいです。
これから出産を迎える方、可愛い可愛い赤ちゃんに出会えるので、ぜひ頑張ってください!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ゆん
第1子である男の子(生後2カ月)の子育てに奮闘しています
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