日本は幼稚園や保育園の入園準備がややこしくて大変、特にやたらと「袋類」が多いという噂を聞いていました。
中には手作り前提で細かくサイズ指定のある園もあると聞き、ミシンも持ってない私は戦々恐々。
>前回エピソード:公園ではひたすらウロウロ…場所見知り2歳児が遊具で遊べるようになったのは・・・ by 眉屋まゆこ
息子がアメリカで幼稚園に通うことになり、幼稚園の説明会に行ってみたところ…
あとは服とカバンと水筒に記名するだけ。オムツやお道具類への記名もありません。
なんともシンプルな入園準備。 アメリカは共働き世帯が多いからだとは思いますが、日本も共働き世帯数が専業を超えて久しいと聞くので、もっと入園準備の負担が減らせればいいのにと思います。
ちなみに着替えを入れる袋等はどんなものでも自由ですが、ジップロックが多いようです。ジップロック!?と最初は驚きましたが、使ってみれば中身が見えて補填のタイミングがわかりやすいし汚れ物も入れられるしでとても便利。
以前、日本で袋類の手作り必須の園が多いのは「手作り=愛情」であるという「手作り神話」があるからという話を聞き、なるほどと思ったことがあります。
でも、たとえ着替え袋がジップロックでも、幼稚園にお迎えに行けばどんなに楽しそうに遊んでいた子もお父さんお母さんの顔を見たとたんにダッシュして
大騒ぎで目をキラッキラさせてとびついているのを見ると、別に袋を手作りしてないから愛情がどうこうとかそんなわけないわな、と実感させられるのでした。
もちろん「手作り=愛情」なのは違いないけれど、「手作りじゃない=愛情がない」ではない、ということは肝に銘じておこうと思います。
著者:眉屋まゆこ
年齢:30代
子どもの年齢:3歳
マイペースな息子、ヒロ坊の育児漫画を書いています。現在シアトル滞在中。書籍「すくすくそらまめ-マイペース赤子のあるある成長記(KADOKAWA)」も好評発売中。
Twitter:@m_mayuya
ブログ:「すくすくそらまめ-マイペース男児のシアトル滞在記」
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