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何度産んでも同じお産はない!3人兄弟それぞれの産後の思い出 by tomekko

こんにちは。tomekkoです。

前回で三男の『爆☆誕』(←したのは三男というより宿便)レポは終わりましたが、今回は3人それぞれの産後の入院生活のことを振り返ってみたいと思います。

 

前回のエピソード:赤ちゃんがなかなか降りてこないのはなぜ?出産を阻んでいた謎のカベの正体は… by tomekko

 

同じお産は無いとよく言いますが、その後の入院生活だってそれぞれに忘れがたい思い出があります。

 

初めてのお産となった長男の時は、出産翌日に新生児黄疸の数値が高いということで出産したバースセンターに併設されたNICUへ入院となりました。

初めての出産に気合十分だったワタシ。母子同室の病院というのも「赤ちゃんとずっと一緒にいられる」とポジティブに捉えて楽しみにしていました。(大変さなんて想像つかなかったな〜…←遠い目)

それなのに翌日には離れ離れにされてしまい、搾乳した母乳をNICUへ届ける時にだけ会える…という思いがけない日々に。

これが結局ワタシの入院期間の全てになってしまいました。(なんならワタシの退院後も数日入院していた長男。今思えば結構重篤な値だったのかもしれません。)

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たまたま明け方の出産だったことやワタシの出血量が多かったこともあり、予定外に空いていた個室へ入ったのはまだ幸いでした。

それでも他の部屋から聞こえてくる泣き声や、廊下に出るたびに見かける新生児用ベッドで赤ちゃんを運ぶお母さんの姿にいちいち落ち込み、ホルモンバランスの乱れも相まって1日に何度も涙が止まらなくなっていました。

産後の数日を、ほぼお世話をせず体をゆっくり休められたのは長男からのプレゼントだったのかもしれない…と思えたのはだいぶ経ってからで、産後しばらくは生まれた直後の数日間を一瞬たりとも見逃さずにいたかったのに…と誰のせいでもないだけにどこにもぶつけられない悔しさがずっと残ってしまいました。

 

その4年後の次男の出産時は、何故かその日産院が出産ラッシュ。1日に一気に6人生まれて、その最後がワタシだったのです。

もともと部屋数も多くはない個人産院でのこの人数。

すぐに満床になり、この日、ベッドからあぶれた1人は陣痛室、1人は回復室(帝王切開の方用の部屋)、更に先生に宿直室も明け渡してもらってもう1人、という状態で迎えた最後のワタシ。

いろんなとこで言ってますが、本当にどこにも行き場がなく、分娩室で産後の長い一夜を過ごしました。

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今となっては笑い話(鉄板ネタ)ですが、非常用の簡易マットレスを分娩台に敷くなど、できる限りの配慮はしてもらったものの、腰は痛いし何度もスタッフさんが道具を取りに出入りするし、明け方にはお次の方の雄叫びが隣から聞こえてくるしで、産後ハイもあって当然ながら一睡もできませんでした。

でも悪いことばかりではありませんでした。

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このドタバタの中での同日生まれというご縁で、食事の時間を通して仲良くなれた戦友とは、退院後1歳ごろまで毎月のように集まってそれぞれの成長を喜び合うことができました。

今では仕事復帰や転勤でなかなか集まる機会が減ってしまいましたが、毎年年賀状やLINEのやりとりで近況を報告し合える人が2人目でできたのは嬉しかったな。

 

そして一転、同じ産院でも三男の時はまた全然違いました!

今回の出産はワタシだけ。もちろん部屋も空いていたし、前回とは違ってスタッフの皆さんにも余裕があり、巡回のたびにいろいろなアドバイスやケアをしてくれてゆったりと過ごせました。

嬉しかったのは、ニイチャンズが三男に会いに来ていた時、次男が出生して最初に抱いてくれた助産師さんが巡回に来て、大きくなった次男の姿を喜んでくれたことです。

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意味はわからないながらも甘やかしてくれそうな人を嗅ぎつける才能がピカイチの次男。すぐにきれいなお姉さんに懐いて院内を一緒にお散歩してもらったりして上機嫌。
その姿を見ると、次男が生まれた時のことが思い出されて、成長に胸がギュッとするセンチメンタルな母なのでした。

三男の入院生活は、退院後の怒涛のような日々を思えば嵐の前の静けさといったところ。
とにかく今しっかり休んで自分を甘やかしておかないとすぐ息切れするだろうなぁ…と割り切って、上の子たちのことは夫と義母に任せて怠惰を満喫していたつもりのワタシでしたが、そんな楽園生活もいよいよ終わってしまう、退院前日の夜。

いつものように巡回に来てくれた助産師さんがくださったメッセージが、とても心に残りました。

産後半年経った今、改めて思うところを書き出したら止まらなくなってしまったので、次回熱く(暑苦しく)語らせてください。

 

関連エピソード:同じ月齢の子がいるママ友がほしい!一歩踏み出せずにいたらナンパされた話 by まる美

 

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著者:tomekko
年齢:37歳
子どもの年齢:長男6歳、次男2歳、三男0歳

6歳おっとり長男、2歳もっちり次男、たぶんあっさりな生後4ヶ月の三男という、男子三兄弟に日々育てられています。いつも眠い夫にちょっとイラつきつつ、ドタバタな毎日の様子を描いた育児絵日記をインスタグラムに投稿するのが楽しみ。

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