第一子妊娠中、一生に一度の「初めての妊娠期間」。
妊婦さんがとても幸せに楽しむ時期という認識でしかなかったマタニティライフですが、私の場合は正直違っていました(笑)
>前回エピソード:生後4か月で混合から完ミに移行。葛藤はなかった?と聞かれるけれど… by mito
妊娠初期はそれはそれは悪阻が酷く、固形物はほとんど受け付けられず、
水ですら気持ちが悪いという地獄の状況。
なんとかゼリー飲料やプロテイン、アイスを食べれるようになったものの、あっという間に7kg体重は落ち鏡に映る姿が日に日に老婆。
そんな状況だった為ほとんどベッドで寝て過ごし、誰とも話さず、仕事の日以外は、ただただ吐いては寝る、そして這って健診に向かうといった生活が数ヶ月続き、
その頃ほぼ記憶は皆無。
そんな悪夢のような時期を終え、
妊娠5ヶ月をすぎた頃、
悪阻もだいぶ落ち着いてきたので、巻き返すようにマタニティライフを楽しまなければ!!という衝動に駆られます。
ところが…
妊娠中だからか本を開けばすぐ睡魔に襲われる。
断捨離をしようと思えば、散らかっただけ。
それならマタニティヨガだ!!と思い立つも予約も出向くことも億劫になり
やっと行ったかと思えば、つわりで失った体力も相俟って貧血で意識朦朧…。
遠出する気も当然起こらず散歩ですら行ったり行かなかったり。
そのうちいつまでもパジャマで過ごす生活となり、顔すら洗ってないまま気づけば午後なんてこともザラ。
そんな怠惰な生活を繰り返していたら
気づけばあっという間に臨月(笑)
あれ?一生に1度の第一子のマタニティ期に、私は一体何していたのだろう…
読みかけの本や取り寄せただけになってしまった資格の資料を横目に一気に後悔が襲ってきたことはいうまでもありません。
現在、我が子1歳8ヶ月。
24時間稼働子育て奮闘中!
自分の時間はほぼ無し!!!
妊娠中は何してた?と聞かれれば、何の参考になることも胸を張って答えられることもなく、はたから見れば何の生産性もないマタニティライフではありましたが、
あのぐうたら過ごしていたあの日々が、
私にとっては自分らしく過ごせた最高に贅沢なマタニティライフだったと思います。
1日でいいからあんな1日を過ごしてみたいと思う今日この頃なのでした。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
>関連記事:自分にグッジョブ! 出産前にやっておいて良かったこと第一位は…「断捨離」! by ユキミ
著者:mito
年齢:30代
子どもの年齢:1歳6ヶ月
インスタグラム:@sitter_nico
ブログ:意識低い系妻のワンオペ育児
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。