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帝王切開も立派なお産!

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妊娠中期の健診でエコーをしたときに「あら!お母さんこりゃ逆子だね〜」と言われたのが始まりでした。

その日の健診の帰りに、逆子体操の仕方を助産師さんに教えてもらい、自宅で1日3回、毎日あのヘンテコな体勢をしました。側から見るとヨガっぽいのですが、大きいお腹であの体勢をキープするのは正直 息もしにくく、面倒くさがりな私は、もう逆子のままでいいや〜なんて思ったりもしました。

一度逆子体操をしている時に、ギュルン!と今絶対逆子治った!と確信した程すごい胎動を感じた事がありました。次の健診ではドヤ顔でエコーをしてもらったのですが、残念な事に窮屈で動きづらかったのか、居心地がよかったのか逆子は治っておらず…。そのまま後期の37週目の健診で「帝王切開の予定を39週に組みましょう!」と医者に言われました。

 

私は絶対自然分娩が良い!というこだわりは無く、健康で産まれてきてくれるならそれだけで十分だと思っていたので、案外すんなり受け止められる事が出来ました。寧ろ、自然分娩なんて「痛い」しか聞かないので痛みに弱い私はラッキーなんて思っていました。

それとは反対に私の母は、絶対自然分娩がいいんだから!と特にこれといった理由は無しに会う度に口うるさく言ってきました。笑

私は、はいはいっと流してましたが、相当悩む方もいらっしゃると思うので、周りに帝王切開予定の方がいる場合、妊娠期間中は何事にも敏感になるので反対意見はあまり言わないであげてください。

38週でのNSTで、張りが頻繁に感知されたのを医師に告げられ(元々子宮頸管が短く、中期から張りは感じていました)、帝王切開39週予定だったのですが38週3日目に組み直されました。予定外だったので急いで赤ちゃんの物と入院セットを準備し、自宅で入院当日までリラックスして過ごしました。あと、市役所に行き限度額認定証の発行をしてもらいました。

入院当日はお昼に健診があり、逆子が治っていないか最終確認をしてから入院手続きをさせられました。その日の18時以降から絶飲食が始まり、食べ納めておかないと!と謎の衝動に駆られた私は、夕食とは別に菓子パンとアイスまでちゃっかり食べてしまいました。これが後に厄介な事になります。

 

手術当日、看護師さんに手術室を案内してもらったのですが、その横にある小さなお部屋でガウンの様な服に着替えさせられました。そわそわしながら手術室に移動し、手術台に横になる様に告げられ、更にさっき着替えたガウンを脱ぐ様に、と指示。麻酔の先生が来て横に膝をかかえこむような姿勢をさせられ、「チクっとするよ」のかけ声と共に4回ほど脊椎辺り?に麻酔を打たれました。そこまで痛くないと聞いていたこの麻酔、私にはすっごい痛かったです!!笑

麻酔のおかげで、下半身は触れられてるのは分かるかな?程度の感じだったのですが、注射の痛みが頭から離れなくて手の震えが止まらず、そばにいた看護師さん2人に両手を握っててもらいました。笑

当時は余裕なんてなかったのですが、今思い出すと恥ずかしいですね。

執刀医の「そんじゃ、帝王切開術はじめますねー」の和やかな一言から10分程だったころ、「赤ちゃん産まれますよ〜!」の声と共にホギャアっと2回、元気な産声が聞こえ、何とも言えない感動と、安堵感に一瞬で襲われ、涙が止まりませんでした。

なんと赤ちゃんの体重が3600gもあり、それで逆子の体勢のままだったのかもね〜なんて泣き面で看護師さんと話してました。

正直、いつお腹切るのかな?と呑気に考えていたので、そんなに早く産まれるとは思わず、産まれるよ〜の声に心の準備が出来てなかったのですが、産声を聞いて一瞬にして「母」にさせられました。あの感動は一生忘れられません。

 

私達は一応立ち会い希望だったのですが、衛生上の問題と病院側の主旨で手術中は主人は入れず、看護師さんが赤ちゃんを取り上げた後に手術室に主人を連れてきてくれたのですが、終始無言で何だこいつと思いました。笑

あとで本人に聞くと、感動して言葉が出てこなかったのと、私が顔面蒼白すぎて心配だったそうです。手術室の外で待っていた母に聞いた話では、手術室から出た後、ライオンの様に手術室前を行ったり来たりで「完璧なベイビーだった!!」と興奮気味だったそうです。

その間私は胎盤を掃除機の様なもので吸い取ってもらい、傷口を縫ってもらっていたのですが、ここで気分が悪くなり、昨日食べ過ぎた分を全部リバースしてしまいました。気分が悪過ぎて、意識朦朧の中看護師さんに、「昨日一杯食べたでしょう〜。こうなるから今度から気をつけてね笑」と言われたのですが、看護師さん、それ早く言ってください〜笑

病室に戻った後も何回か吐き続け、死んだ様に眠り、あっという間に1日は終わりました。夜に何度か看護師さんが血圧チェックと悪露の様子を見にくるのですが、子宮の戻り具合を確認すると言って、さっき切って縫ったばかりのお腹を押してくるのが、この世の終わりかと思うほど最強に痛かったです。

数日間このチェックの度に呻き声が出る位の痛みだったので、また次も帝王切開なら申し訳ないけど息子には一人っ子でいてもらおう、と心の中で謝りました。笑(そのくせに現在年子妊娠中です)

 

入院費は38万円弱で、出産一時金42万円から支払いをしてもお釣りが戻ってきましたよ。帝王切開前日からの入院7日目に退院し、自宅に帰ってからは、出産1ヶ月後に引越しを予定していたので、そのストレスで悪露が長引いた以外は特に問題はありませんでした。

当時 周りで出産ラッシュだったのですが、帝王切開で産んだ知り合いが多く、有り難い事に色んな体験話を聞く事が出来たのがとても為になりました。

今回の妊娠出産で思ったこと、学んだ事は、100人いれば、100通りのお産があるという事です。切迫、逆子、帝王切開、と産まれるまで1ミリも安心は出来なかったけど、息子が元気に健康で産まれてこれた事に感謝で一杯です。帝王切開予定の方だけでなく、今お産を迎えてる方、一緒に頑張りましょう!

著者:へんりーまま

25歳東京都在住。2017年8月に長男を帝王切開にて出産。長男生後9ヶ月の時に年子妊娠発覚し2018年12月末に帝王切開予定。

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