こんにちは、ユーラシアです。
現在、子供から「なんでなんで」の猛攻を受けながら生活をしています。
「なんでなんで」の幕開け
我が家の「なんでなんで期」が始まったのは、3歳2カ月頃でした。
うちは2歳児の頃に分かりやすいイヤイヤ期がなく、「ひょっとして『なんでなんで期』も来ないのでは……」というハラハラがあったので、当初は「噂に聞く『なんでなんで期』がうちにも来たー!」と喜びすらありました。
なので最初は「張り切って答えちゃうぞー!」と腕をまくっていたのですが……
何その質問……。
>前回エピソード:蚊の鳴くような声しか出せなかった息子が、困ったことを先生に伝えられるようになるまで byユーラシア
なんでなんで期って、こんな地味でどーでもいい質問を休む間も無く繰り出してくるものなんですか……? 私が何で立ち上がったかとか何で窓の外を見たかなんて、答え甲斐がないというか、 むしろ答えようがないんですけど。なんで冷蔵庫を開けたかなんて自分でも分からないよ……無意識に食べ物を求めてたからですかね……。
試される、親
子供の「なんで?」って、どうも意図が分からないというか、どういう答えを求めてるのか分からないんですよね。例えば「なんで今日は晴れてるの?」とか聞かれても、 「これはどう答えるのが正解なのか……!?」と迷ってしまいます。
「3歳児にも分かるように説明する」って何気に難しいですしね……。
もう聞かないで~! 私の限界
それにしても一挙手一投足に説明を求められるって、なかなか辛いものがあります。だってちょっと時計を見上げると「なんで上を見たの」と聞かれ、「何時になったかなと思って……」と答えると「なんで何時になったかなと思ったの」、「ご飯の準備とか、やらなきゃいけないことがあるから」と答えると「なんで~略~」と、もうエンドレス。
何かこう、ビシッと納得させられるような良い答えを分かりやすい言い回しで即答できたらいいのですが、 残念ながら私の発想力ではそれができず。「なんでかって、えっと、その……」とぐだぐだ説明になるので余計に息子の頭上にはハテナマークが増殖し、 「もう聞かないで~!」と叫びたくなることもあります。
ただ心配なのは、私が息子の疑問から逃げることで好奇心を押し潰してしまうんじゃないかということ。「聞かないで」なんて言ってしまったら、息子は「疑問を持つこと=悪いこと」だと感じるかもしれないし、そうなると今後好奇心を押し殺すようになるんじゃないかと……。
やっぱり親としては子供に子供らしい好奇心を持ってほしいものですよね。
「なんでだろうね?」で切り返すと…
そこでうまく答えられない質問には、「なんでだろうね? 私も分からないから、一緒に考えてみよう」と水を向けることにしました。
が、
まさかの「なんでだろう封じ」。息子は疑問を解決してくれない私に不満を持ってしまったようでした。つらい……。
辿り着いた、解決法(?)
いいかげん限界を感じたので、先日、子供の疑問に答えてくれる図鑑を買いました。無限に溢れてくる疑問を全て解決してくれるわけではありませんが、息子は興味深そうにページをめくっています。
子供の好奇心を育てることが出来ているかあまり自信は持てませんが、なんとか少しずつ世界を解明していってほしいなと思います。目指せノーベル賞。
著者:ユーラシア
年齢:30代
子どもの年齢:3歳
2015年4月に男児を出産。割とテキトーに育児しているオタクでナマケモノな専業主婦です。思いもよらなかった子供の可愛さ奥深さに驚く毎日の中、老後の楽しみにと育児に関する絵や文章をちまちま描いています。息子はいつも親指を吸っています。
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