こんにちは、はな@まるママです!
前々回、前回と息子まるとのお買い物事情について書いてきたのですが、 今回もまた少しお買い物に関連して、“レジ前での商品受け渡し攻防”について書いてみたいと思います。
かつて、まるとのお買い物でなかなか困っていたのが、レジ前でのこの攻防…
お店でおやつを一つ選んでそれをレジまでまるが運ぶのですが、 それを店員さんに渡す場面で強烈な拒否を示すという…。
後ろに並んで待っている人もいるし、店員さんを困らせてしまってるし、それでも『ピッさせてくれる?』って優しく声を掛けてくれたりもするけど…
『ほんの少し手放すだけなんだし、後ろに待ってる人がいるからさっと済ませないと…』と、焦りも出てしまって、 “子供に何か促す時に否定語を使わない方が良い”…と、頭のどこかでは認識していても、いざとなるとついつい『渡してくれなきゃ、買えないよ』なんて言葉が出てしまう私。そうすると、ますます渡してくれなくなるばかりで…
床に投げ捨てられた商品を拾って店員さんに渡した事も数知れず。
それでも回数を重ねればその内『レジでおやつを渡さなきゃならない』ということがまるも分かってくれるだろうし、何となくそうやって出来るようになるんだろう、と思っていたのですが、なかなかそうはいかないもので…
ある時また、おやつをなかなか手渡してくれずにいたまるの表情を見て、はっとしました。
恥ずかしながら、このとき初めて大人に見下ろされて、おやつを渡して〜と急かされる、幼いわが子の気持ちに気が付きました。
私のいるべき場所はこっちだったな、と。
あとは、レジ前で渡す時に抱っこしてあげるのも効果的でした。
こうして私がまる側に立って『一緒にしよう』と促すようにしてみると、前までよりもずっとすんなりと手にしたおやつを店員さんに渡せるようになって、 その時の私の立ち位置や、言い方一つで、こんなにも子供の反応が違ってくるものなのか…と感じた出来事でした。
しばらくこんな感じで続けていましたが、 最近では…
すっかりお買い物に慣れてきた様子で、レジに進むと自らずいっと店員さんに選んだおやつを手渡しています。
何かとドタバタしがちな私の子育てでは、わが子の気持ちを考えられていなかったなぁ…と、こんな風にしてふと気がつく瞬間がしばしばあるわけで。もっと最初からまるの気持ちを察してあげる余裕があったら良かったのに、と思ったりもするわけですが…
こうして、私の方もこの子育てを通して小さな成長をしていければ良いのだろうなぁと感じるのです。