出産予定日は11月3日の文化の日で祝日でした。私は特に気にしていませんでしたが父がその事を大変喜んで、どーしても予定日通りに産んで欲しかったらしく、話す度に「その日までは栓をしてでも出さないで」「もしその日に産気づかなかったら入院してバンバン陣痛剤うってもらってその日中に産んでほしい」と。理由を聞くと「文化の日に産まれたら国民全員が祝ってくれる」と意味不明な回答でした。
「赤ちゃんが出たい時にでてくるよ」と何度言っても聞かず、同じ事を言われ続けました。
次第に私も父の期待に応えたい、と自然と思うようになり、どうやったら産気づきやすいか友達の体験を沢山聞きいたりネットで調べた結果、とにかく数日前からガンガン運動、うまく定期健診の日を予定日前々日あわせて内診グリグリをしっかりやってもらい、その帰りに主人と待ち合わせて焼き肉を食べ、予定日前日の午前に家中の床を雑巾がけしました。
すると、なんと夕方ごろ破水!病院に着く頃には前駆陣痛が始まり、夜には本陣痛に。そのまま日をまたいで予定日通り、文化の日に無事出産しました!
もうずっと自分の中では予定日に出産できるという謎の確信(今思えば、自己暗示でした笑)と、とにかくずっとあった出産への不安や恐怖心が
"予定日通りに産む"
というタスクをクリアする事に思考がシフトしことで恐怖心は薄れ、妊娠中ノンストレスで過ごすことが出来ました。
初めはあんなに鬱陶しかった父の言葉が、結果として良いお産へと繋がり本当に良かったなと今は思います。
初産で出産への恐怖がある方は、それ以外に意識をむける何かをみつければきっとマタニティライフも楽しいものになると思います!
それにしても、息子もよく予定日通りに出てきてくれたなと感心するばかりです笑。
著者:Katze
一児のママです。初めての事に悩みながらも自分らしく楽しく育児してます!モットーは頑張り過ぎない!
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