アメリカの幼稚園では朝から「スナックタイム(おやつタイム)」があります。
英語のスナック(snack)はスナック菓子でなく「軽食」という意味。
朝から軽食!?と驚いたのですが、寝起きすぐ食べられない子や、まとめてでなく小分けにしか食べられない子にはありがたいシステムのようです。
園によってスナックは持参だったり持ち回りだったり色々ですが、息子の通っている所はこんな感じのメニュー。
フルーツやチーズ、小さなパンやクラッカーなど一応健康に気遣ったラインナップです。
『子どもは胃が小さく一度に食べられないので、10時のおやつに小さなおにぎりやふかし芋など与えるといい』と育児書などで読んだことがあるので、スナックタイムは理にかなっているのだろうなと思います。
また、息子が幼稚園に通い出した当初は毎回登園時に泣いていたのですが、登園後すぐにおやつタイムなので
という訳で、気持ちの切り替えにも一役買ってくれました。
最近はすっかり園に慣れて泣くこともないのですが、朝の支度がはかどらないときなど…
突然のやる気アップ!
毎朝登園したときのログインボーナス的なごほうびは嬉しいですね。
日本の保育園では「10時のおやつ」は3歳以降はなくなる場合が多いようですが、欧米では朝のスナックタイムは小学生まで続くそうです。空腹による集中力の低下を防ぐ目的とのこと。そういえば私も小学生の頃、給食前の科目はお腹すきすぎて頭に入らなかった思い出が…
「ランチが食べられなくなる」「親が持たせるとジャンクになりがち」など否定意見もあるスナックタイムですが、フルーツや乳製品などヘルシーな軽食なら大歓迎です。
著者:眉屋まゆこ
年齢:30代
子どもの年齢:3歳
マイペースな息子、ヒロ坊の育児漫画を書いています。現在シアトル滞在中。著書『すくすくそらまめ-マイペース赤子のあるある成長記(KADOKAWA)』『すくすくそらまめ2-マイペース幼児とドキドキアメリカ滞在記(KADOKAWA)』
Twitter:@m_mayuya
ブログ:「すくすくそらまめ-マイペース男児のシアトル滞在記」
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