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うるさく言っても動いてくれない息子が変わった⁉肯定的な声かけ  byユーラシア

こんにちは、ユーラシアです。

数カ月前のことです。私は部屋の片付けや出かける準備などの際、「うるさく言っても動いてくれない息子」に毎日悩まされていました。

部屋が散らかってるのも、予定していた時間に出かけられないのも、私にとってはなかなかのストレスで、毎日のように「お願いだから言うこときいて~!」と頭を抱える日々でした。

 

できる時とそうでない時の違いは…

でも、いつもいつも言うことをきかないかと言うと、決してそんなことはないんです。スムーズに「はーい」と言って動いてくれることも割とありました。

素直に動いてくれるときと、意固地になってしまうとき、一体何が違うんだろう……? 単純な機嫌の良し悪しだけでなく、何か違う理由があるのでは?とよく考えてみたのですが……。

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違ったのは私の言い方でした。

改めて思い返してみると……。

気付いたら部屋がぐちゃぐちゃになっていて、げんなりして思わず強めの口調で「片付けなさい!」と言ってしまうとき。
時間に追われて焦るあまりに「早くして!」と急かしてしまうとき。

息子が反抗的になったり意固地になるのは、決まってそういう場面だということが分かりました。確かに、誰だって頭ごなしに命令されたらムッとしますよね。子供なら平気というわけではないんだと反省しました。


そういうわけで、私が言い方を気を付ければいいと分かり、これで何もかもうまくいくようになりました♪

とはなりませんでした。

 

続く不毛な争いの日々

気付いた後も荒れた部屋や迫る時間にイライラしてしまって、強く言ってしまうことがありました。私だって優しく言いたいけど、でも頭に来てしまう。それでつい強く言ったら息子も気分を害して余計に反抗的になり、気付けば泥沼。

これがもう不毛で不毛で、この不毛地帯に足を一歩踏み入れたことを自覚した時点で
「ああ、またこのゾーンに入ってしまった……」とげんなりする日々。

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こんなことが週に2度も3度も起きるようになって、さすがに私も反省しました。
というか疲れました。

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一体3歳児と何を張り合っているというのか。
私と3歳の息子、どちらかが折れなきゃいけないならそれは私しかないわけで……。
もうこんな無意味な(そして低次元な……)争いは終わらせなければならないと心に誓いました。

 

肯定的声かけで効果あり!

「もう! なんでやらないの! 早くしてよ!」と怒りたくなる気持ちをぐっとこらえ、「片付け進んでるかなー? もうちょっとだね!」とか、「お着替え、もう少しで終わりそうだね!」と努めて明るく、肯定的に声をかけるようにしました。

実際には全く進んでなくても、ひとっつも片付いてなくても、現実をスルーして「がんばってるね」と言うようにしたんです。
散らかった部屋。いつまでもパジャマでだらだらする息子。そんな目の前の現実はスルー。

これが良いのか悪いのかは分かりませんが、意外とかなり効果がありました。

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ただでさえストレスの多い日常で、もう本当にはちきれそうってなっているときに優しく明るく声かけをするのは骨が折れることです。でも何よりも自分の心の安定のために、安らかな毎日のために、なんとかストップをかけています。

一日の終わり、「今日もつまらないことで怒鳴ってしまった」と悔やむのは嫌ですしね……。たまに我慢できないこともありますけどね……。

 

最近はクイズ方式にすると子供も喜んで割と食いついてくれるということを発見しました(「問題! 息子くんはお部屋を片付けるでしょうか!?」みたいな感じで言うと、「片付けるー!」と乗ってきてくれます)。

それでもダメなときは、もう何もかも諦めて机に突っ伏して寝るか、お菓子を出して「片付けない子にはあげないよ~」と息子に意地悪したりします。

意地悪って。やっぱり同レベルだった。

 

 

 

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著者:ユーラシア
年齢:30代
子どもの年齢:3歳

2015年4月に男児を出産。割とテキトーに育児しているオタクでナマケモノな専業主婦です。思いもよらなかった子供の可愛さ奥深さに驚く毎日の中、老後の楽しみにと育児に関する絵や文章をちまちま描いています。息子はいつも親指を吸っています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。