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促進剤を投与すれば、すぐに生まれると思ったのが大間違いでした!

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わたしは正産期を過ぎたらすぐに産みたいと思っていました。

 

そのため、正産期に突入してから妊娠中に日課となっていた散歩に加えて毎日3~4時間のウォーキングをしていました。

しかし、毎週の健診で言われるのは、「まだまだですね〜」のひとこと。

めげずに続けましたが、むなしく日々は過ぎていきます。

予定日を迎え、予定日を過ぎ、とうとう「促進剤を投与しましょうか」という話が出ました。

「巨大児になると出産が辛い」と聞いていたので、「明日から促進剤を投与してください」と即答。

促進剤を投与すればすぐに生まれると思っていました。「やった!明日には会える!」と考えていましたが、そんなに世の中甘くはありませんでした。

促進剤開始1日目には全く効かず…。美味しい料理に家事のない生活を満喫していました。

2日目は少し効いてきたようで、痛くなる時もあるけれど、余裕で話せるレベル。そして薬を止めると陣痛は来ないし朝までぐっすり寝れました。

先生から「促進剤を投与すると、2日目までに生まれる人がほとんど」と聞いていたのに、私の場合は子宮口も1センチ程度…。

でもこの時も「なんでかな?」と思っている程度でした。

 

 

そして初産で無知な私が、この日やっと気付いたのは、促進剤での陣痛を起こしても、自分の陣痛が順調についてこない限り生まれないということ。

3日目は朝から薬の効果が出始め、痛みも話せないレベルになり午後には破水。

またしても私は「破水をしたらまもなく生まれる!」と思っていたので、「やっと会える!がんばろー!」と耐え抜きましたが夕方になっても、生まれる気配なし!

激痛の中、内診で子宮の確認をしてもらったところ先生から出たのは、「子宮口が3センチしか開いてない」という言葉。

そのひとことで絶望的な気分に!

3日も促進剤をMAXレベルで続けたのに3センチって…。

「もうおなかを切って!切って!」と、思わず先生や看護師さんに言いまくってしました(笑)。

返ってきた言葉は、「破水しているし、明日の夕方までに生まれなかったら帝王切開にしましょう」という言葉でした。つまり、夕方までは促進剤を続けるということ。

 

「そんなに待てない!!!」と、先生に懇願し、お昼まで待って陣痛がうまくつかなかったら帝王切開をすることになりひと安心。

部屋に戻って寝転んでると急にアラームが鳴り出し、先生や看護師さん達がバタバタ部屋へ。

あっという間に四つん這いにされ酸素吸入をされ、赤ちゃんの心拍が下がっているから緊急帝王切開となりました。

「腰椎麻酔は痛い」と聞いてましたが、前日の痛みが残っていたから全く痛みを感じず仕舞い。

手術も終わり、元気に泣いている娘と対面できた瞬間は安心したせいか思わず涙が出ました。

予定日を9日も過ぎて産まれた割には2940gで、そんなに大きくありませんでした。

4日もかけて産まれてきてくれた娘には、「一緒に頑張ってくれてありがとう」と言いました。

痛くて痛くて心が折れそうになったり、お産が長引いて不安になったりしましたが、その分、赤ちゃんと対面で来た時にうれしさ、よろこびはひとしおでした。

「痛みには必ず終わりが来る!」これを信じて、これから出産を迎える方には頑張ってもらいたいです!

私も、今だから言えることですけど(笑)。

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著者:みぽぽ

0歳娘を育てる母です

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