妊娠・出産・育児の情報サイト


不妊治療の末に宿った命

f:id:akasuguedi:20160601094618p:plain

不妊治療はじめて、痛みを伴う検査や治療、タイミングや薬剤投与を行ってもなかなか子供を授かることができなかった。

周りがどんどん妊娠していく為焦りとともに、憤りを感じていた。こんなに欲しいと思っているのに、私のところには来てくれない…世間では虐待や望まない妊娠をし、産み落として死なせてしまったニュースが流れる。旦那に話しをしても全てをわかってくれる訳ではない。一人で抱え込む。どん底にいる私をさらにどん底に落とす出来事が起きる。こないだ結婚式をあげたばかりの弟夫婦に子供ができたのだ。しかも、初孫である。知らせを受け、おめでとうとは言うものの私は上の空、何故…という気持ちになり、全く喜べず電話を切ったあと涙が流れた。この出来事が背中を後押しし、次のステップ、人工授精に進むことを旦那と話す。その前に、もし妊娠したらいけなくなってしまう…とずっと我慢していた海外旅行に行くことを決める。

すると、妊娠したのだ。

よく、不妊治療考えすぎないこととみんなに言われていたが…本当にたまには思い切って方向転換してみたり、立ち止まったりすると良いのだと今振り返ると感じる。何故このタイミングで…とも思ったが、今では我が子がこのタイミングを選んで生まれて来てくれたのだ。と感じている。苦しく、辛い時期があったからこそ、旦那との絆も深いものになり、今振り返ればかけがえのない時間であったと思える。

きっと、どこかで見ていてくれるまだ会えていない我が子を抱きしめる日がきっと来るのだと信じて、日々の不妊治療を乗り越えて欲しいと思う。

著者:とりちゃん

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。