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長期にわたる不妊治療で感情も無くなった私が、2回だけ泣いたこととは

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私も夫も健康なのですぐ妊娠できると思っていました。

それなのに結婚後なかなか自然に授かることができず、2年自然妊娠を待った後、不妊治療を経て長女を授かることができました。

 

 

不妊治療を始めることは誰でもストレスだと思います。私も我々夫婦が不妊であることを認めることになるのが嫌でしたし、通院のために職場の上司に事情を細かく説明し、休みの段取りを取るのも気をつかいました。

また、仕事をダッシュで終えて最終の診療に間に合うように車に乗っても帰宅ラッシュに引っかかったりして…。

正直、不妊治療に関していい思い出はありません。

そのせいか、不妊治療の内容や経過については既におぼろげです。

長期戦だったせいもありますが…。

それでも鮮明に覚えているのが、不妊治療中に、病院で2回だけ泣いたことでした。

1度目は、不妊治療でも最終手段とも言える顕微授精に初めてチャレンジした結果、妊娠していなかったことがわかったときでした。

タイミング療法から人工授精を経て、最後の手段として挑んだ顕微授精。「夫婦ともに問題ないのだから、さすがに受精卵の着床くらいできるたろう!」と思っていたのですが…していなかったのです!

それを先生から聞いたときは淡々と受け流してはいました。でも、診察についてきてくれた夫に病院の入り口で結果を伝えたところで、数年に渡る不妊治療中に一度も流れたことのなかった涙が溢れてきたのです。

最終手段で妊娠しなかった絶望。

夫に対する申し訳無さ、受精卵が無になった悲しさ、長期戦の疲れが一気に出た涙でした。不妊治療の病院から出てきて泣いているのだから、赤の他人にも「この人だめだったんだな」と思われているだろうな…と思いつつも、夫の服の袖を掴みながら泣くのを、止めることができませんでした。

 

 

そして2度目は、次の顕微授精で妊娠したことがわかったときでした。

告げられたのは診察室ではなく、病院の待合室に繋がっている相談スペース。

妊娠したことくらいで!なのか、不妊治療に来ている人が周りにいるのだから!なのかわかりませんが、涙を流した途端、看護師さんに「泣かない!!」とピシャリと怒られたことを鮮明に覚えています(笑)。

怒られはしましたが、やはり妊娠した事実が嬉しく、その時の涙はとてもとても熱く感じたのです。

 

長期に渡る不妊治療

私は途中から「辛い」「疲れる」などという気持ちも無くなり、病院側から言われるがままにただひたすら事務的に通院し、投薬を続けていた感がありました。

そのような自覚がありながらの2回の涙は、我ながらとても衝撃的でした。

 

 

不妊治療は本当に大変です。我慢しても涙が流れてしまうこともあると思いますが、妊娠を望む人が1人でも多く希望が叶えられ、辛い涙もいい思い出として振り返ることができればいいなと思っております。

 

著者:MU

1歳の女の子の母です。夫似で男の子顔な娘ですが、最近やっとワンピースや髪留めを導入して女の子らしくなってきたので、おしゃれさせるのが楽しみです。

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