こんにちは、イシゲスズコです。
今日は私もよくある、親としてしくじってしまったときのお話です。
つい怒りすぎちゃって、後悔。
いつも穏やかで冷静で子どもたちを上手に見守るお母さんでありたい… そういう、自分の中の理想像のようなもの、それぞれにあったりしますよね。
でも、日常の中でいつもそんな自分を保つのはとても難しい。
4人の子どもたちが朝出かける前に大騒ぎ。
三男は朝ごはんが気に入らないと文句を言い、娘と次男は狭い家の中をウロウロする中でぶつかったとかなんとかで大げんか!
長男は学校に履いていく靴下がない!ってプンプン怒ってる。そこに夫が「今夜着ていく俺のスーツどうしてたっけ」
知るかー! ってドカーンと大爆発して
「朝ごはんに文句言うな!」
「ケンカするなうるさい!」
「靴下とかスーツとか自分のものは自分で管理しろ!!!」
そして、一人になってクールダウンして、思うのです。
「あーあ、あんなに怒らなくてもよかったよなぁ」
なんであんなに怒っちゃったのかな
怒りが強く出てしまう、そんな時自分の背景に何があるのかな〜って考えたりします。この時はブログで書いたらお友達から「キャパオーバーだったんだね」ってコメントをもらいました。
ほんとその通りだな〜って思ったのです。
朝の忙しい時間にいろんなタスクがいっぺんに発生して自分のキャパを超えて爆発しちゃってた。
思えば私はこのパターンが多いなぁと思います。自分に余裕がない時にいろんな事態が同時に発生して、でもそれをなんとかしようとして抱え込んで、ドカーン!
大事にしていること2つ
朝になるべく余裕が持てるような準備をしとくとか、靴下は多めに買い足しとくとか、部屋を片付けるとか、トラブルが発生しにくい状況のための努力ももちろんできます。
それはそれで大事なことなんだけど、もっと大事にしていることが2つあります。
1つは自分のため。
「まぁそんな日もあるよね」って声に出すこと。今日の失敗を持ち越さないで次がんばろうって思うこと。
もう1つは、家族のため。
「今朝は怒りすぎてごめんね」って、ちゃんと言葉にして伝えること。親だからどんな怒り方をしていいわけじゃない。でも親だからっていつでも正しいことができるわけでもない。
つい言い過ぎたりやり過ぎたり、間違えた時にはちゃんと「ごめんなさい」が言える自分でありたいな、と思うのです。
おわりに
時間に余裕があるときには「ごめんね」の後に、子どもたちの言い分もゆっくり聴くようにしています。
私が思い至らなかったようなそれぞれの事情や気持ちが出てきて、お互いに「なんだそうだったのか〜」ってなったりすることも。
こちらが「ごめんなさい」を言えると、子どもたちも自分の気持ちをよく話してくれたりします。
信頼関係を保つための言葉だな〜といつも、大事にしています。
著者:イシゲスズコ
年齢:40代
子どもの年齢:中学生から小学生の4人
九州の片田舎在住、ぼちぼち働く4児の母ブロガー。生活のなかで出会ういろんなことをあれこれ考え込んだブログ「スズコ、考える。」を運営。Twitterの男児育児あるあるをまとめた共著「#アホ男子母死亡かるた」(アスペクト)がある。
ブログ:「スズコ、考える。」
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