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まさかの予定日9日超過

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予定日8w前から産休で仕事を休み、毎日ゴロゴロぐうたら過ごしていた私。臨月でも体調に問題はなく、行き納めと称して母や妹と平日ランチやカフェに足を運び、マタニティライフを楽しんでいました。

 

そんな中、ついに私の出産予定日が過ぎてしまいました。

 

予定日から数日経ってもお腹の中ですっかり落ち着いている我が子。NSTでは一定の間隔で弱い張りがあるものの、降りてきている気配もありませんでした。

周囲には予定日より早く産んだ人しかおらず、まさか遅れるとは!?とあせり始め…同じように超過した人のブログを検索しては無事に生まれてくることを祈りました。

 

産院の方針で、41wに入っても陣痛が来なければ入院し、促進剤を使用して出産することになりました。羊水には問題ないということで、とりあえず安心できました。

陣痛が来るようにガンガンお散歩するつもりが、破水する方が心配だからと先生に止められました。お腹の子に「出てきていいよー」と何度も話しかけ、大人しく内ももマッサージやスクワットなどして待ちました。

そして予定日から7日目。奇跡的に台風が来てこれは陣痛のチャンス!と思ったのに、お腹には何の変化もなく…超過9日目についに産院で決めた入院の日を迎えました。もう、この大きなお腹ではなくなるのかと思うと前夜は興奮してあまり眠れませんでした。

 

朝8時過ぎに産院に着き、そのままLDRへ。NSTで確認するも前回より張りが弱まっていました。今から出産なんて想像がつきません。子宮口は初めて1㎝開いていると言われましたが、メトロという水風船のようなバルーンを入れて子宮口を開けることになりました。

看護師さんたちがずらーっと取り囲んだ状態で腕や足をさすさす触ってくれ、痛みを和らげてくれていました。尿を通す管も入れました。どの作業か分かりませんが、思いのほか痛みがあり、違和感たっぷりでした。

 

その後9時頃に促進剤を点滴で少しずつ入れることに。徐々に点滴の量を増やしていき、うまくいけば夕方に出産できると説明がありました。え、これから7、8時間もこの状況!?と思うと耐え難いと正直思いましたが、この日のための長い道のりだったので耐えるしかありません。

スタート時は助産師さんに足湯やアロママッサージなどしていただき、快適な時間を過ごしていました。リラックスしすぎたのか、出産という大事な場面なのに途中でかなりの眠気に襲われました。昨夜あんまり寝てない…失敗したなーと思っていたら、昼頃に夫が仕事を切り上げて産院に来てくれました。ちょっと元気が出たのか、少しずつお腹の張りも出てきました。

お昼もかなり過ぎてからバルーンの効果が出ましたが、予定より進度が遅く促進剤が終わりかけていました。このまま2本目を追加するか、今日は諦めて明日もう一度促進剤を再開するか、微妙な状況でした。

 

この頃から「これが陣痛の苦しみなのか!?」と思う激しい痛みがあり、助産師さんの指示に合わせて呼吸法を実践していきました。そして、何とか子宮口も全開となり、このまま一気に産む流れになりました。

 

ドラマで見るような、イメージしていたお産とはかけ離れ、あまりの苦しさに呼吸法がうまくできない私。途中、赤ちゃんの酸素が足りない状況になり、酸素マスクも登場しました。夫が押してくれる腰のテニスボールが全く効かず、発狂しそうな状況で、二度と妊娠なんかするもんか!と心の中で思っていました。パパママ教室で教えてもらった痛みの逃がし方なんて一つも思い出す余裕がありません。

しかし、今やめるわけにもいかず、1秒でも早くこの痛みから解放されたいという思いでただひたすら耐えました。助産師さんが押してくれているお尻に向かって、これまでに出したことのないエネルギーを送り続けました。そして、16時過ぎについに我が子を出産!!聞いていたより大きい3440gでした。

 

よく耳にする通り、生まれた直後にはあれだけの痛みも苦しみも一瞬ですべて吹き飛び、ただただ幸せな気持ちでいっぱいでした。すぐにカンガルーケアで私の胸の上に置かれた我が子。濡れている髪の毛にそっと触れ、無事に生まれてくれたことに感謝しました。

しかし、同時に私の足元では助産師さんたちが後処理を進めており、私のお腹によく分からない痛みと圧力が。体力を消耗し、もうろうとする私の頭では思考も働かず「赤ちゃんに強く蹴られているー!?」という謎のパニック状態になり、赤ちゃんは別室に連れていかれました。その後は一人で縫合の痛みに耐えました。

 

初めての出産なのに、超過によりまさかの出産日を産院で指定され、バルーンも促進剤も使うことになりました。また、親戚や職場、友達にも、出産の報告が一向にないとかなり心配をかけてしまいました。

産む前は「このままお腹の子に会えなかったらどうしよう…」とたくさん心配もしましたが、産院の先生の計画通りに順調にお産が進んで本当によかったです。朝9時には張りすらなかったのに、陣痛を起こさせ夕方に出産できる促進剤は偉大過ぎます。この凝縮された経験は一生の思い出です。

著者:tameku

一児の母です。

初めての育児、初めての専業主婦で苦手な家事に追われています。

夫の理解があるのをいいことに、適当に手を抜いて楽しんでいます。

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