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自分ひとりだけの身体ではないということ

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思いがけない妊娠で、命を授かるのは本当に奇跡で有り難いことだと感じました。

私は仕事に没頭する毎日で、これからさらに多忙を極める時期での妊娠でした。

 

仕事を続ける中で

【このままでいいのかな?】

【ずっと現状の仕事を続けられるのかな?】

【結婚はいつできるかな…】

などと、ふとした時に不安になるような毎日を過ごしていました。

 

仕事に誇りも自信も少なからず持っていて、上司や先輩方、関係者の方々には感謝しながら仕事は楽しくやりがいを感じていました。

大変で辛くても、好きな仕事でした。

 

そんな時に妊娠しました。妊娠検査薬で陽性反応を見たら、「産婦人科で詳しく診てもらわなければ…」「仕事どうしよう?」「両親や職場にはどのように対応しよう?」「こんな私がお母さんになれるのかな…」と色々な感情がこみ上げてきました。

 彼とも「2年以内に結婚できるように!」と話していた中での妊娠でもありました。

 

ドキドキしながら、少なからず不安を抱えながら産婦人科へ。

彼が心強く同じ気持ちで、一緒に来てくれて支えてくれたのが本当に心の救いでした。

 

胎嚢を確認し、エコー写真ももらいました。

お医者様から、妊娠を伝えられた時に込み上げてきた気持ちは、本当に言い表せないものでした。

感動と嬉しさが相まったような気持ち。自然と涙が出ました。

彼も喜んで涙してくれて一緒に喜びあえたのが、またさらに嬉しかったのを覚えています。

 

妊娠が分かって結婚前だからとか順番が違うとか不安はあったけれど、それよりも何よりも赤ちゃんを授かったという事実が、本当に本当に嬉しく思っている自分に安心し、命を授かることの素晴らしさを感じました。

 

安心という意味には…

妊娠という体験をするまで、漠然と「自分には一生訪れないことなのではないか」という気持ちが、頭の片隅にあったからでした。

 

両親に認めてもらうのは、一筋縄ではいかないものでした。

まず、仕事のことについて大きく反対されました。「忙しい時期で、辞めるわけにはいかない」そう考える私のことを父母は強く反対し、「自分ひとりだけの身体ではない」

と、強く強く話をしてくれました。

そして一時休職か退職をすすめられました。

 

悩んだ末に退職を選んだ私は、職場の皆さんに申し訳ない気持ちを残し、職場を去りました。

上司や先輩の方々は、ご迷惑をかけたにもかかわらず、「おめでとう」と声をかけて下さり、とても救われる気持ちでした。

 

退職を選んだ私ですが、今後の生活を考えると「あのまま働けたのではないか?】」と後悔したりするかなと思ったりもしました。しかし頭痛や急な出血、身体の倦怠感などなど、男性の多い職場環境で、体力仕事や毎日の長時間運転等の仕事は今となって考えれば、とてもできる仕事ではなかったと納得しています。

出血があった時は、退職させてもらったあとで本当に良かったと感じました。

 

もしかしたら働けたのかもしれません。

退職なんて甘い!」と叱責する人もいるかもしれません。仕事内容を変えて働けたかもしれません。

ですが、私には働けませんでした。身体が動きませんでした。

仕事内容の変更も検討いただいたのですが、少ない社員で回っていた会社だったため、各々の仕事が決まっており、できそうな事務作業の仕事はほとんどありませんでした。

 

父母の強い反対や妹たちからの強い心配。

ご自分の経験を話して下さり「仕事を離れたほうがいいよ」と身体を心配して助言して下さった職場の先輩ママさんには、本当に感謝してもしきれません。

 

今では入籍もして妊娠6ヶ月となり、おなかの赤ちゃんとのんびりした生活しています。夫に感謝をしつつ、赤ちゃんを迎える準備を楽しんでいます。

夫に協力してもらいながら、助けてもらいながら、元気に生まれてきてくれることを願って、待ちたいと思います。

 

今しか感じられない

【自分ひとりだけの身体ではない…幸せな気持ち】

をずっと忘れずに居たいです。

著者:かわこ

初めての妊娠。

分からないことだらけ。

でも、それさえも楽しい。

新しい生活に毎日に日々ワクワクしています。

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