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2度の流産後に授かった赤ちゃん

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息子が2歳になる歳、そろそろきょうだいが欲しいなと考えていました。第1子はハネムーンベイビーだった為、子作りをすればすぐに出来ると思っていました。

その通りになり翌月には妊娠しました。でもなんでだか子供がもう1人欲しいと思っていたのに、医師から妊娠を告げられると心がモヤモヤしました。今いる息子以上に愛せる自信がない。と2人目に対する漠然とした不安がありました。

 

そんなある日突然の出血。医師からは絶対安静を言い渡されました。

2週間後、丁度8周目の頃診察に再度行くと稽留流産を告げられました。

まさか自分が流産をするなんて。妊娠したら出産するのが当たり前だと思っていた私にはショックな出来事でした。

すぐに母体から出さなくてはいけない為、手術をして処置をしました。

 

それから1年間、全然子供が出来ず周りはどんどん妊娠、出産をしていく中「そろそろ2人目は?」と周りの人達から言われる何気ない言葉が辛かったです。

 

流産後また妊娠できた時は不安で不安で仕方なかったです。つわりがありつわりがあれば赤ちゃんは育ってるんだ!と言う気持ちでいました。けれどまたしても7週の頃に出血しました。

「あ、またダメなんだ。なんで私だけ?何がいけないんだろう」と悩み落ち込む中、病院に行き診察へ。

その日は珍しく院長先生だったので、悩みを打ち明け、もし必要なら不育症の検査をしてほしいと相談しました。

すると院長先生は「あなたは1人立派に産んでいる。私は男だから気持ちが分かるかと言われたら分からない。けど、妻も数十年前に流産をした。それは悲しい出来事だった。辛いが一緒に頑張って乗り越えよう。検査をする時間やお金はあなたが楽しみな事に使いなさい。大丈夫。大丈夫。」と親身になってくださいました。

その後、なんだかホッとしたのか、気持ちが落ち着きました。

 

手術日を決め、当日も院長先生が対応してくださり、最後に赤ちゃんを一緒に見ようとエコーを見せてくれました。

「あなたの体の中にはいられないから私が責任を持ってこの子をお空に送るね。いいかな?」と優しく声かけをしてもらいました。手術台に上がった時は麻酔で意識もぼんやりしていましたが、心の中で「また私のお腹に帰ってきてね。次はこの場所で声をきかせてね。」と願いました。

 

それから4か月後再度妊娠。出血がありまたダメなのか…と思い病院に行こうと思ったらお盆で休診中でした。緊急電話番号にかけ、過去流産を2度している旨を伝えたら今すぐ来て良いですよ、と対応してもらえました。

ドキドキしながら診察…エコーに写ったのは心拍でした。小さいけどしっかりと心臓の動きが見えました。

またダメかもしれない…という不安は産むまで消えませんでしたが、いくつもの試練を乗り越え、妊娠出産の難しさ、奇跡、感動を味わい人間的に成長しました。

そんな娘ももう4歳。すくすく成長しています。

著者:りんご

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